プロダクション分野のプラクティス(手法・技法)の中で、生産性向上に繋がる取り組みについてのラウンドテーブルを行います。
※議論の範囲を限定するために、この回では開発工程でのツールに特化した話題のみ扱います。
「生産性の向上を支援するツール」、「生産性を可視化・計測するツール」、「効果のあった事例」、「効果は測定できていないが導入した例」、「ツールで解決したい課題」にまつわるトピックを参加者それぞれが持ちより、情報共有や発展性のある議論を目指します。
ラウンドテーブルを効率的に進めるため、以下のレギュレーションを設定します。
[トピックの分類]
・生産性の向上を支援するツール
・生産性を可視化・計測するツール
・効果のあった事例
・効果は測定できていないが導入した例
・ツールで解決したい課題
[レギュレーション]
1. トピック登録:
生産性向上のためのツールに関する議題をお持ち下さい。
セッション会場内にホワイトボードを用意しますので、そちらに議題をお書き下さい。
2. 優先入場
議題を事前に登録して頂ける方は優先入場可能とします。セッション開始時間前に入室する事ができます。
聴講のみ希望もしくはその都度発言の方は、セッション開始時間直前に入室可能となります。
3. 進行
提出して頂いた議題を基に、議論を進めます。
4. 議題・議事録の公開
提出して頂いた議題と、議事録は後日CEDEC Digital Libraryに公開予定です。
講演者プロフィール
粉川 貴至
2008年株式会社セガにプログラマとして入社。Jenkinsを用いたビルド自動化や開発ワークフローの効率化を中心に従事。
最近の興味は開発環境の自動化の先にあるデータ分析。
CEDEC2011から運営委員としても活動。セッションワーキンググループ(グループアシスタント)、システムワーキンググループ担当。
最近の講演:CEDEC 2017 Technical Artist Bootcamp 2017 vol.1 「Automation for TA」:「プログラマに頼らず使えるようになる。Jenkinsを使ったTA向け自動化入門」
ラウンドテーブル主催:CEDEC 2016 「プロダクションラウンドテーブル」など
寄稿:「ゲームクリエイターが知るべき97のこと」、オライリージャパン、2012
《講演者からのメッセージ》
生産性については働き方や習慣、チームビルディングの方法やプロジェクトの進め方など重要な要素がツール以外にもあることはもちろんです。
しかし今回のラウンドテーブルではツールを中心に取り上げます。
ツールの導入や運用、使い方など、技術を基盤として生産性を向上できる話題をたくさん集めたいと思います。
竹原 涼
2008 年に株式会社セガにプログラマとして入社。
アーケード向けのネットワークライブラリ、マルチプラットフォーム対応の描画エンジンの製作を経て現在は社内の開発環境の改善を行う業務を中心に従事。
《講演者からのメッセージ》
生産性向上の為のツールの知識は比較的即効性の高い、プロダクション分野における武器と言える存在だと思います。
半面、こうしたツール導入後には、運用上の課題や効果測定がうまくいかない等厄介な問題が立ちはだかります。
ツールそのものの共有と共に、そのツールを効果的に活用できるよう、参加者間で幅広い情報交換を行えれば幸いです。