【AtoGプロジェクトの紹介】:[15分]
AtoG (Animation to Games)プロジェクトについて
起案から最終的な成果物の展示会までの流れとそれらに至る経緯や狙いを説明します。
またスクウェア・エニックス開発者が担当したゲーム開発に関する講義についても紹介します。
【ケーススタディ】:[20分]
AtoGプロジェクトとして行ったゲーム開発のプロセスを紹介し、次の観点から分析します。
・アニメーションからゲームへの展開が容易だった事例と困難だった事例
・アニメーションにおけるメッセージ性や世界観を継承することについて
・娯楽性、芸術性など、ゲームへの変換に際しての方向性と評価について
【得られた知見】:[15分]
AtoGの取り組みにより、教育面で得られた知見を紹介します。
・アニメーション制作と比較した、試作中心の開発プロセス
・チーム構成
一方、ゲーム開発面でも様々な知見が得られました。以下を中心に紹介します。
・ゲーム業界と映像業界のコラボレーション
・非商業的なゲームデザインの発想
【質疑応答】:[10分]
講演者プロフィール
上野 功士
株式会社Luminous Productions
Senior Environment Artist
2006年に株式会社スクウェア・エニックスに入社
FINAL FANTASY XVなど制作
2018年から株式会社Luminous Productionsに所属
《講演者からのメッセージ》
ゲームの持つ、難しい事を簡単に且つ楽しく能動的に変える特性で
もっとインタラクティブの可能性は広がっていくと思います。
Prasert "Sun" Prasertvithyakarn
エモーショナルAIを専門とする
FINAL FANTASY XV のリードゲームデザイナー(仲間システム/写真システム/AI全般)
日本文部科学省推薦で東京工業大学情報理工研究科に入学。2008年卒業。
学生時代は自動作曲AIや歌声音声自動解析AIなどを作り、
2010から株式会社スクウェア・エニックスに入社し
2018から現在株式会社Luminous Productionsに所属
2017・2018のGDCで登壇し、国内外で講演活動をしている
「AIでしか実現できない新しいゲーム体験」を目指し、
ゲーム開発実務を通して現在も研究し続けている
《講演者からのメッセージ》
ゲームは藝術になりうるのでしょうか?
Luminous Productionsと藝大の共同取り組みがその問いへの答えの第一歩になっています。
興味がある方是非この講演を聞いてみて下さい。
岡本 美津子
日本放送協会(NHK)にて、編成、番組開発、番組制作、イベント制作、およびデジタルTV、インターネット関連業務に従事。
東京芸術大学大学院映像研究科教授、映像研究科長を経て現職。
《講演者からのメッセージ》
Animation to Game取組み、ゲーム教育に興味がある方は是非、本講演にご参加下さい。
桐山 孝司
東京大学人工物工学研究センター、スタンフォード大学設計研究センター、科学技術振興機構さきがけ研究員、東京大学大学院情報学環を経て現職。映像メディア学、インタラクティブメディアの研究活動を行なっている。
《講演者からのメッセージ》
Animation to Game取組み、ゲーム教育に興味がある方は是非、本講演にご参加下さい。