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日時:
2017年08月31日(木)14時50分〜15時50分
形式: レギュラーセッション
プラットフォーム: モバイル
受講スキル:
スマートフォンアプリ開発、運用に興味のある方
データの自動検証に興味のある方
受講者が得られるであろう知見:
DSLを用いて効率的に開発、運用を支える仕組みに関するノウハウ
データ整合性の自動検証機能に関するノウハウ
セッションの内容
Cygamesのゲームタイトルの開発・運用事例を題材に、約1年間で数百以上のイベントやストーリー、そして、キャラクターを継続的に追加していく、ハイスピード運営を実現する開発支援システムを紹介します。ハイスピードな運営の実現を支えるための技術として、更新用データ管理・整合性管理を行うための、独自のDSL(Domain Specific Language)を開発し、マスタデータ解析、マスタデータ用DB作成をDSL経由で行うことにより、開発・検証効率の飛躍的な向上と、データ依存の不具合発生率を大幅に減少させる手法を示します。また、高頻度更新を行う開発体制やノウハウも網羅的に解説します。
講演者プロフィール
鈴木 元気
所属 : 株式会社Cygames
部署 : 技術本部
役職 : クライアントサイドエンジニアリーダー
経歴:
大手ゲーム開発会社でコンシューマーゲーム、ソーシャルゲーム、スマートフォンアプリと、様々な規模の開発経験を経て、2014年より株式会社Cygamesへ所属。現在は運用タイトルのエンジニアリーダーとして、開発、運用に従事している。
《講演者からのメッセージ》
運営タイトルにおいて、開発・リリースのスピード感はゲームの面白さに直結する非常に重要な要素です。Cygamesでは運営後のクオリティアップや、機能拡張に関しても非常に力を入れており、それを実現するためには開発、テスト、リリースの効率化や自動化が不可欠でした。本講演では、プロジェクト内での実際の取り組みを例に、そこから得られた開発、テスト、リリースの高速化に関する知見を可能な限りご紹介できればと思います。