ゲームの運営や収益化に深刻な被害を与えることもあるチートについて、「どんな被害が出るのか」「どこを攻撃されるのか」「どう防ぐのか」「対策時の注意点は?」といった点を基本的なところから解説します。また、セキュリティ分野の情報も多いサーバーサイドと比較することで、「チート対策は何が特殊なのか」を見ていきます。
チート対策をしなけれればいけないがよく分からない、サーバーの脆弱性診断を受けていれば大丈夫? 商用のチート対策ツールは必要?(そもそも何をするもの?)といった日頃の疑問をこの機会にぜひ解消しましょう!
チート対策について幅広い立場の方に知っていただけるよう、エンジニア以外の方にも分かりやすい説明をいたします。一方で、講演者はチート対策ツールの開発やチート耐性診断を担当しているエンジニアであり、技術的な疑問・質問にもお答えしていきます。
講演者プロフィール
末岐 光洋
経歴:
2007 年よりサイファー・テック株式会社に入社。
主な業務として、ソフトウェア開発、クラッキング耐性評価サービス「Critical Hit」を担当。
《講演者からのメッセージ》
チート行為がいかにして行われているかがわかり、また、その対策について考えていけるようなセッションになります。
舛形 謙介
経歴:
国内大手ソフトウェア企業で日本語入力システムやエンタープライズ系ソフトウェアの研究開発を経験した後、サイファー・テック株式会社に入社。DRM / IRM の技術開発とクラッキング耐性診断サービスの担当経験から、チート対策 SDK として『CypherGuard AppTrusty』を商品化。I ターンで徳島に住んでます。
2016年『入門! チートの解剖学 ~セキュアプログラミングでゲームのチートは防げるのか? ~』 (CodeZine)
《講演者からのメッセージ》
この分野の話がもっと広く多くの人に意識されるよう、分かりやすい説明を心がけていきます。エンジニアでなくてもポイントが押さえられるような、エンジニアであれば日頃は意識しない分野に新たな興味が湧くような、チート対策担当のエンジニアであれば周囲を説得して仲間を増やすネタになりそうな、そういうセッションにしたいと思います。