スマートフォン向けタイトル「グリムノーツ」における、
キャラクターデータの製作手法の紹介です。
1400万ダウンロードを突破した、オリジナルキャラクターによるアクションゲーム
開発の課題になった、
・絵本の雰囲気をもった、かわいらしいバトルキャラクターを実現する
・同時表示10体強のキャラクターを60fpsで動かす
・クオリティと工数のバランスを取りながら、月当たり10体のキャラクターを追加する
これらの要件をクリアするために考案された解決策
現在運用されている実際のデータ構造
CLIP STUDIO、Photoshop、Mayaで構築されたデザイン製作フローと、
モデル、モーション、エフェクトでの製作トピックを紹介します。
講演者プロフィール
井上 寛之
経歴:
2003年の元気株式会社入社
デザイナー向けのツール、プラグイン開発を主としながら、ソフト開発のサポート全般を担当
「グリムノーツ」では、デザインデータ全般のワークフロー構築や、
スタッフへの各種サポート、マルチバトルのサーバーを担当
《講演者からのメッセージ》
グリムノーツ開発では、デザイナーと協力しながら様々な環境を作っていきました。
限られた時間ではありますが、出来るだけ有益なものとなるように、
自身が担当、把握している情報に加えて、開発、運営に携わっているデザイナーから、
直接ヒアリングしたトピックをまとめながら、本講演に向けての準備を進めています。
至らない点も多々あるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。