ゲーム開発の現場でもデータ分析の重要性は高まり、分析ツールの導入やデータ分析の事例を最近、あなたもよく耳にするようになったかと思います。では、「データ分析でゲームが面白くなった」という成果についての話はどうでしょうか?
データ分析を活用した業務改善、収益力強化を10年近く経験してきていますが(そのうち約5年はゲーム業界でのデータ分析を活用したゲームプロデュース)クリエイティブな人が多いゲーム業界でもデータ分析は固定観念にとらわれ、最善の答え(ゲームをもっと面白くするデータ分析)を見つけ出せていない人も多いかと思います。
本講演では、モバイル端末向けに開発されたモンスターハンターがリリース後、ユーザー体験を向上し続けるために行っているデータサイエンス。その背景にあるゲーム開発者の感性を最大限引き出して多様で柔軟なスマホゲーム制作を可能にした【データ分析の3つの固定観念を覆す解決法】を具体事例も交え、あますことなくご紹介します。
講演者プロフィール
松崎 悠紀
経歴:
家電量販店で店舗マネジメントを経験後、EC系ベンチャーで在庫鮮度・商品需要予測に基づく
価格最適化アルゴリズム、多品目在庫の最適化、収益最大化などのプロジェクトを経て2012年カプコン入社
オンライン部門に配属後、データ分析・マーケティング知識を活かしたゲームプロデュースに従事し、
現在はモンスターハンター エクスプロアの運営責任者とシニアデータアナリストを兼任
《講演者からのメッセージ》
理論だけでなく実務経験として10年近くデータ分析を活用した業務改善をしてきた立場から
ゲーム制作現場でのデータ分析の活用例を難しい表現はなるべく避け、分析に携わったことのない人も簡単に分かりやすい形でお話できればと思います。