注意!このスピーチには大阪弁が含まれています。聞き苦しくても、、、愛嬌(あいきょう)でちょっと我慢してくださいね笑
このセッションでは、日本のパブリッシャーがもったいなことに見逃してしまっている
グローバルな市場でのチャンス、そしてそのトレンドのについて、お話ししたいと思います。
めっちゃたくさんのファンが存在する超有名な日本のIPが、日も当たらない影に隠れてる状況で、
いかにニッチな隙間を埋めるためのクラウドファンディングが利用されているのか、
もしくはこれらの忘れられたタイトルから生まれた、新しい発想についてフォーカスします。
講演者プロフィール
Ben Judd
ベン・ジャッドは、海を越えて日本のカプコンで働くまでは
カプコンの米国法人にてゲーム業界のキャリアをスタートさせました。
カプコンではその当時社内にはなかった、グローバルなローカライズチームの編成を
リードした業績が認められ、その後外国人として初めて、バイオニックコマンドーや
バイオニックコマンドー マスターD復活計画 のプロデューサーという役を担うことになりました。
カプコンでキャリアを積んだ後には、DDMの日本支社を創設することになります。
そのDDMでは、いろいろな日本のクライアントが、欧米のメジャーなパブリッシャーと
プロジェクトを締結する手助けをしてきました。
パブリッシャーとの協業が難しい場合には、日本のキックスタータでは
それまでになかった規模のクラウドファンディングとして、Mighty No.9 や
Bloodstained: Ritual of the Night のファンドに成功してきています。
ベンのフォーカスしていることはこれまでと変わらず、両大陸の橋渡しとなって
これまでに無いゲームとういだけでなく、グローバル規模で展開できるような
ゲーム開発の出来る環境を、提供することにあります。
《講演者からのメッセージ》
ベンの好きなことわざのひとつに、灯台下暗しという言葉があります。
それは、毎日の生活の中にあるすばらしいものがいかに簡単に見失われてしまうのか、
という意味を表しています。今の日本のゲーム業界を見ていると、この言葉が
あてはまる場面に出くわすことが多くあります。
今日は、日本のゲームクリエイターたちが長年に渡り、
私たちファンのために作ってきた素晴らしい数多くのゲームについて、
もっと違う見方があること、もっと可能性のあること、についてお話しできればと思います。