VRならではの音響効果について、VRエンターテインメント研究施設 「 VR ZONE Project i Can 」
の複数タイトル開発を通じて、多くの知識を得ることが出来ました。
Project iCanのコンテンツは単なるHMDで体験するVRを超えて、アーケードゲーム筐体開発のノウハウも
活かされた様々な筐体との組み合わせであったり、特徴的な部屋であったり、刺激的で新しい体験ができる
施設です。
お客様にVR空間に入ったとき、すぐに没入してもらうにはどうしたらよいか?
360°自由に見られる環境の中、どうやって効果的にサウンド演出したら良いか?
ヘッドフォン、スピーカーなど、様々な環境で音を聴かせるVR製品ではどのような
アプローチで没入感を出すか? 音からできる、酔わない工夫はあるか?
その他、VRを体験してみないと分からない、不思議な発見(?)など、多くの研究
結果を報告致します。
講演者プロフィール
矢野 義人
1996年、株式会社ナムコ(現在のバンダイナムコスタジオ)に入社
サウンドディレクターとしては、
「MARIO KART ARCADE GRAND PRIX DX」「パンダさん日記」など
クリエイターとしては、「ソウルキャリバー」「塊魂」「太鼓の達人」「鉄拳」
シリーズなどに参加
《講演者からのメッセージ》
「 VR ZONE Project iCan 」の開発を通じて、沢山のサウンド
表現技術、開発手法が蓄積できました。
そこで得た知見を、みなさまに余すところなく還元いたします。
VR関連の音に興味のある方は、是非遊びにきてくださいませ!
橋本 大樹
2006年、株式会社バンダイナムコゲームス入社。
モバイルを経てアーケードやコンシューマーゲーム等の開発を担当。
「太鼓の達人」「TANK!TANK!TANK!」「釣りスピリッツ」「ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT」等に関わる。
Project i Canでは「SKI RODEO」サウンドを担当。
《講演者からのメッセージ》
初のCEDEC講演になります。コンテンツもプラットフォームも変化、多様化し続ける今ですが
短期間の開発でVR体験を最大限充実したものにするため、今回様々な取り組みがありました。
VRやサウンド演出に興味をお持ちの方に広く聴講いただけると幸いです。
倉持 啓伍
2009年 株式会社バンダイナムコゲームス(現バンダイナムコスタジオ)入社
アーケード/モバイル/コンシューマータイトル開発に幅広く関わる。
サウンドディレクターとして「VR ZONE Project i Can用タイトル1作品」担当
《講演者からのメッセージ》
自身の担当したコンテンツを例に、VRにおける
サウンドデザインについてお話出来たらと思います。
よろしくお願いします。