本セッションでは、キュー・ゲームスとSCE Japanスタジオが共同で開発しているDL専用ソーシャルアクションゲーム『The Tomorrow Children(トゥモロー チルドレン)』に使われている、地形のジオメトリを自由に編集することを可能にするシステムについて語ります。
ポリゴンメッシュのパーツライブラリーを前処理なくリアルタイムブーリアンに使用しており複数のマテリアルもサポートされております。ブーリアン後も元のメッシュのエッジのディテールをできるだけ残すように工夫されています。
セッションではシステムの実装やデータの流れ、そしてほかの主なゲームシステムとのやり取りについて説明します。
講演者プロフィール
ジェローム リアー
研究開発チーフ
Q-Gamesの昔からのR&Dプログラマ。
PS3 XMB&ビジュアライザーやVITA OSのグラフィックス、PixelJunk Edenなどの開発に参加しました。
PS4 トゥモローチルドレンでは、はじめに地形を手がけて、その後パスファインド、物理、道、カメラに大きく関わりました。
《講演者からのメッセージ》
ゲームの中で本当の意味での立体的なランタイムモデリングを実現するためにニッチ技術を活かした話です。ジオメトリーマニアには多少面白いかもしれません。
三橋 彰
2014年 有限会社キュー・ゲームス入社
PS4 トゥモローチルドレンではゲームパートのプログラムに従事。
《講演者からのメッセージ》
是非、足を運びに来てください。