これまでにないゲームを開発するためには、新しい技術・知識を学び、それらを活用するという、“学習と実践の相互作用”を実現することが重要です。本セッションでは、ベテランのゲームエンジニアと情報工学の大学教員がタッグを組み、毎週、社内で継続的に実施している勉強会の運営ノウハウを開示します。現場の知恵とアカデミアの体系的な理論を交互に学び、新たなゲーム開発に役立てる手法や、勉強会の講師を務めることそのものをトレーニングの一環とする、アクティブ・ラーニング型の勉強会の運営方法を解説します。また、ソーシャルゲーム運営のノウハウを応用した、勉強会を中だるみさせずに継続的に活性化させる手法を紹介します。
講演者プロフィール
古閑 学
コンシューマー系、ソーシャルゲーム系開発会社を経て、2014年に株式会社Cygamesへ入社。 ゲーム開発の中核を担うエンジニアとして、 クライアント/サーバー/環境構築/マネージメントなど幅広く担当している。更なる知識の獲得と社内技術力の向上のために、社内勉強会を主催しながら、人と人を繋ぐ術を日々探求中。 認定スクラムマスター(CSM)。
《講演者からのメッセージ》
社内勉強会は、「続かない」、「人が集まらない」、「効果がわからない」、など様々な問題があります。 主催しながら掴んだ成功/失敗事例を紹介させていただきますので、現在主催している方、今後主催しようとしている方の参考になれば幸いです。
倉林 修一
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 博士課程修了。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学 環境情報学部 専任講師を経たのち、2015年よりCygames技術顧問。2016年、Cygames Research設立に伴い所長に就任。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任准教授を兼任。専門は、ビッグデータ処理技術、データベースエンジン技術、情報検索用UI技術。
《講演者からのメッセージ》
企業における社内勉強会に大学での講義・演習のノウハウを投入しました。私たちの成功例・失敗例をご参考頂き、皆様の社内勉強会にお役立てください。