「わかりやすい」をデザインする ~アナログウォーゲーム制作の知見から

タグ:
日時:
2016年08月25日(木)13時30分〜14時00分
形式: ショートセッション
受講スキル:
伝統ゲーム(囲碁・将棋・麻雀など)以外のアナログゲーム(ドイツ産のボードゲームなど)をプレイした経験のある方 アナログウォーゲームのプレイ経験は問いません
受講者が得られるであろう知見:
アナログウォーゲームのデザイン技術に基づく、「わかりやすい」デジタルゲームをデザインするノウハウ。あわせて、ゲームから無駄な仕様を減らし、工数を削減するノウハウ。
セッションの内容

 近年のスマートフォン・ゲームにおいては、その市場の裾野の広がりにあわせ、「わかりやすさ」が重視される。
 この「わかりやすさ」を構築するにあたって、アナログゲームデザインの知見は有効だ。アナログゲームは、ルールの構造はもちろん、執行に至るまですべてを人力で行うため、仕様においても実装においても「分かりやすいゲーム」でなければ、そもそもプレイ不可能だからだ。アナログゲームは、最小の仕様で、最大のゲーム体験が得られるデザインノウハウの宝庫なのである。
 本セッションでは、アナログゲームの中でも特に、21世紀において急激な発展を遂げたウォーゲーム・デザインの基礎的な知見を、様々な現役デザイナーの見解をまとめる形で紹介し、難しい題材・複雑なゲーム構造を「わかりやすく」「小さな工数で」表現するノウハウを示す。
注意:本セッションは歴史ゲームを作るためのノウハウに特化したものではありません。


講演資料

  • C16_119.pptx

※資料のダウンロードにはログインが必要です。


講演者プロフィール

徳岡 正肇

徳岡 正肇
所属 : 有限会社アトリエサード

書籍:「ゲームの今」(ソフトバンク・クリエイティブ)
記事:主に4Gamer.netとコマンドマガジン日本版(国際通信社)で執筆中
講演:Reboot Develop 2016 登壇

《講演者からのメッセージ》
Gamescomからの連投になる方も少なくないと思いますが、頑張っていきましょう!