昨年、アニメ化し好評を博したセガ・ハード・ガールズ。F2Pゲームのカードイラストに過ぎなかった彼女たちを、いかに展開しアニメ化までなし得たか。ニコニコ動画などで広まったフリー3DCGツールMMD(MikuMikuDance)を使用、様々なアイディアを結集し、制作コストの大幅にカットに成功したTVアニメの制作事例をご紹介します。
講演者プロフィール
福原 智学
株式会社セガ・エンタープライゼスへデザイナーとして1997年に入社。
アーケード・コンシューマー及びスマホタイトルに主に2D・UI作成などグラフィック系のデザインに関わる。
主なタイトル『龍が如く3~OTE』『バーチャストライカーシリーズ』『スーパーモンキーボール』『サムライ&ドラゴンズ』
セガ・ハード・ガールズではディレクションを担当。
《講演者からのメッセージ》
実際にあるゲームの世界に入り込んで、数々の課題をクリアしていくアニメ、『Hi☆sCoool! セハガール』。
このアニメの特徴である、ゲーム画面・ゲーム音楽・SEの有効活用、MMDモデルとの合成など、他では聞けない情報が盛りだくさんとなっております。また、IPの活用事例としても他にはない展開の仕方をしておりますので、興味のある方は是非お越し下さい。
中山 雅弘
1997年株式会社セガ・エンタープライゼスに入社。
1998年よりサクラ大戦専門ショップ「太正浪漫堂」店主となり、商品企画及び全体プロデュースを担当。2005年からサクラ大戦ほかセガゲームタイトルのアニメ化、舞台化、ドラマ化などメディア展開を手掛ける。
主なタイトル:舞台『サクラ大戦歌謡ショウ』、『ファンタシースターオンライン2-ON STAGE-』、『ぷよぷよオンステージ』、TVアニメ『シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド』、『戦場のヴァルキュリア』、『ひめチェン!おとぎちっくアイドルリルぷりっ』『シャイニング・ハーツ~幸せのパン~』『ヒーローバンク』、TVドラマ『クロヒョウ』。セガ・ハード・ガールズではプロデュースを担当。
《講演者からのメッセージ》
『創造は生命』を社是としたセガの創造の結晶の一つである過去のゲームハードを擬人化したプロジェクト「セガ・ハード・ガールズ」のアニメ、『Hi☆sCoool! セハガール』は新旧ゲームのCG、モーションデータ、音楽、SEと、新規制作のMMDモデルを合成活用した意欲的な作品です。セガの旧ゲームハードに慣れ親しんだ方にも、知らない方にも楽しんで頂ける作り方をしていますので、ご興味ございましたら是非お越し頂けますと幸いです。