株式会社カプコンでは第8世代ゲーム機でのゲーム開発にあたり、それまでの開発手法では対応しきれないと考え、新エンジンの開発を進めると共に、ワークフローの改善や作業の省力化・自動化など、大幅な見直しに取り組んでいます。
本セッションでは、様々な技術やシステムをどう制作に取り入れ、どう昇華させたか、クオリティに結びつけたか等、制作・運用の中で得られた知見と、これから取り組むべき課題についてご紹介します。
講演者プロフィール
橋口智仁
株式会社カプコン
リードテクニカルアーティスト
映像系プロダクションや放送局にてCMや映画のCGI・VFX制作の経験を経て、ゲーム開発にアーティストとして携わる。
現在、株式会社カプコンに在籍。
テクニカルアーティストとして、先進的なグラフィック技術の開発を行いつつ、複数のゲームタイトルのアーティストに関する開発体制のディレクションに従事。
傍ら、ツールプログラマとして、レベルエディタなどのゲームツール開発、DCCツールのシェーダーやSDKを利用したプラグイン開発などにも携わる。
著書に
AUTODESK MAYA オフィシャルトレーニングブック
3ds max 7 パワー・クリエイターズ・ガイド
CGWORLD|ワークスコーポレーション 特集記事 など
《講演者からのメッセージ》
これからの世代の開発に向けて、今回の講演内容が少しでもお役に立てれば幸いです。
伊集院勝
1993年株式会社カプコンにプログラマとして入社。
「ロックマンDASH」シリーズ、「鬼武者2」にメインプログラマとして携わった後、自社開発エンジン「MT FRAMEWORK」のディレクターを担当。
その後は自社開発エンジン「Panta Rhei」のプロジェクトマネージメントやハードメーカー・ミドルウェアメーカーとの折衝・交渉を担当するテクニカルディレクターとして、幅広い業務を担っている。
《講演者からのメッセージ》
弊社が開発してきたゲームエンジンの歴史・背景や、最新の取り組みについてご紹介させていただければと考えております。興味ある方は是非ご参加いただければと思います。