CEDEC 2015より新設されたプロダクション分野の中で、プラクティス(手法・技法)にまつわる課題や解決事例などを共有するためのラウンドテーブルです。
公式サイトから引用したトピックに基づいてラウンドテーブル開始前に課題を集め、それらをベースに議論を進行します。
プラクティス(手法・技法の関する議論)
・自動テスト環境の事例
・ユーザビリティ向上のための取り組み、ユーザーテスト
・QAエンジニアリング
・継続的インテグレーション(CI)
・継続的デプロイ(CD)
・アセットパイプライン
ラウンドテーブルを効率的に進めるため、以下のレギュレーションを設定します。
[レギュレーション]
1. 持ち物:プロダクションのプラクティスにまつわる課題をお持ち下さい
セッション入口に付箋用紙を用意しますので、そちらに課題をお書き下さい。
2. 優先入場
セッション部屋入口にて、課題の書かれた紙を提出して頂ける方は優先入場可能とします。セッション開始時間前に入室する事ができます。
聴講のみ希望もしくはその都度発言の方は、セッション開始時間に入室可能となります。
3. 進行
提出して頂いた課題を基に、議論を進めます。
4. 課題・議事録の公開
提出して頂いた課題と、議事録は後日CEDEC Degital Libraryに公開予定です。
講演者プロフィール
粉川 貴至
2008年株式会社セガにプログラマとして入社。Jenkinsを用いたビルド自動化や開発ワークフローの効率化を中心に従事。
最近の興味はQAエンジニアリングとテスト効率化。
CEDEC2011から運営委員としても活動。プログラム(プロダクション分野)/ システム / CEDiL ワーキンググループ担当。
最近の講演:SAPPORO CEDEC 2014 「すばやく、堅実に開発を行うためのQAエンジニアリングという考え方」
ラウンドテーブル主催:KANSAI CEDEC 2015 「自動化担当課題共有ラウンドテーブル」など
寄稿:「ゲームクリエイターが知るべき97のこと」、オライリージャパン、2012
《講演者からのメッセージ》
昨年の事前に課題を挙げて頂くラウンドテーブル形式が好評でしたので、今回も同様のレギュレーションで開催します。まだまだ業界全体で協力して育てていくべき分野だと思いますので、現場でお困りの課題を持ってどしどしご参加ください。
ショートセッションでは1つ尖った事例もご紹介します。
竹原 涼
2008 年に株式会社セガにプログラマとして入社。
以後アーケード向けのネットワークライブラリやマルチプラットフォーム対応の描画エンジンの製作、サポートに従事しながら開発環境の改善にも取り組んでいる。
《講演者からのメッセージ》
日本では開発環境の改善等のエンジニアリング寄りのプロダクション分野に対して、プログラマが兼任で取り組んでいる例が非常に多いと思います。
このような使える時間が少ない状況下ではプラクティスの共有は特に効果的な武器になり得ます。
参加者の皆さんが有益な情報を交換できる場となるよう、是非積極的に議論に参加して頂れば幸いです。