ドリコムでは社内基盤フレームワーク “bisque” をベースに「崖っぷちバスターズ®」をはじめとする数々のモバイルゲームをリリースしてきました。現在、bisque を更なる発展をさせた次期バージョン “bisqueNext" の開発に取り組んでいます。
本セッションでは bisqueNext の歴史的経緯と概要を交えつつ、アップストリーム開発の特徴と利点、Cocos2d-x とアップストリーム開発で付き合うことに決めた理由、そして社内環境と最新環境が乖離して別世界にならない方法についてご紹介いたします。
また、アップストリーム開発をする上で必要な Cocos2d-x の内部実装解説やチューニング箇所の勘所についてご紹介します。
講演者プロフィール
髙橋 成人
*BSD/Linux を用いた組み込み機器、Linux ディストリビューションなどの開発を経てドリコムへ入社。
bisque を用いたゲームの開発に携わった後に bisque プロジェクトに参加。
日経Linux, 日経エレクトロニクス、ITMedia などに Linux 関連の記事を寄稿。
《講演者からのメッセージ》
「オープンソースプロジェクトと企業の付き合い方について共有するきっかけになればと思います。」
木元 将輝
家庭用ゲーム機/PC向けゲーム開発を経てドリコムに入社。
現在はクロスプラットフォームネイティブアプリ開発の為のミドルウエアの研究開発を担当。
《講演者からのメッセージ》
約3年半に渡りCocos2d−xと関わってきました。
現在までの変遷や問題点、今後の課題についてお話出来ればと思います。