アバター 「人を引き込む身体的インタラクション技術」

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日時:
2008年09月09日(火)13時00分〜14時20分
受講スキル:
身体的引き込み技術(人を引き込む身体的インタラクション技術)に興味がある方。 スキルは問いません。
セッションの内容

うなずきや身振りなどの身体的リズムの引き込みをロボットやCGキャラクタのメディアに導入することで、対話者相互の身体性が共有でき、一体感が実感できる身体的インタラクションシステム・技術を紹介する。
とくに音声やタイピングからコミュニケーション動作を自動生成する技術は、人とかかわるアバター、エンターテインメントコンテンツ制作支援への導入など、広範囲な応用が容易に可能であり、その応用事例も示す。
また「うなずき理論」に基づいて、会話に絶妙のタイミングでうなずく「うなずき草(ペコッぱ)」も紹介する。


講演資料

  • ac02.pdf

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講演者プロフィール

渡辺 富夫

渡辺 富夫
所属 : 岡山県立大学
役職 : 情報工学部 教授

1983年東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻博士課程修了。工学博士。
同年山形大学工学部情報工学科助手、1989年同助教授、1992年-1993年 米国ブラウン大学客員研究員、1993年岡山県立大学情報工学部情報システム工学科教授。
2000年-2005年 科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業(JST CREST)「高度メディア社会の生活情報技術」研究領域の「心が通う身体的コミュニケーションシステム E-COSMIC」研究代表者。
2006年から5年間 JST CREST「デジタルメディア作品の制作を支援する基盤技術」研究領域の「人を引き込む身体性メディア場の生成・制御技術」研究代表者など。
2003年、1998年 IEEE RO-MAN, the best paper award、 2005年、2004年、2002年、2001年ヒューマンインタフェース学会論文賞等受賞。
ヒューマンインタフェース学会会長(2006,2007)、日本機械学会フェロー、日本赤ちゃん学会常任理事、インタロボット(株)技術顧問。
共著書として「ヒューマン・インフォマティクス(工作舎)」など。