OpenSubdiv のリリース以降、ツールへの組み込みだけでなくサブディビジョンサーフェスに関する理論研究も再び活発になってきています。
特にGPUのハードウェアテセレーションを活かした高品質なリアルタイムレンダリング、またレイトレーシングに関連する研究成果は数多く出てきています。
このセッションではまず Catmull-Clark サブディビジョンサーフェスの数学的な基礎を復習した後、最新の研究結果をピックアップして解説します。
講演者プロフィール
手島孝人
90年代初期 KMC にて DoGA CGA システムの開発で 3DCG 技術を学び始めた後、ナムコ CG 開発部でアーケードゲーム制作、ポリフォニー・デジタルでグランツーリスモシリーズの制作に携わる。2011年からピクサーの R&D でアニメーションソフトウェア Presto、およびレンダリングエンジン hydra の開発に従事。その他 OpenSubdiv の開発など。
《講演者からのメッセージ》
CG の時代はようやくポリゴンのラスタライズからサブディビジョンサーフェスのレイトレへと変わります!
それとマシンラーニング!
どれも日本の昔からの得意分野で、これから先のハイエンドゲーム開発に大いに活かすチャンスです。
みんなの技術を結集して再び世界をリードしていきましょう。
松岡徹
学生時代からCGのプログラミングを始める。
社会人としてのキャリアはCAD&CAMエンジニアから。
後にCGのツール開発をしたり、
スマートフォン用ソーシャルゲームを作ったりなどしている。
得意分野は曲面のプログラム処理など。
《講演者からのメッセージ》
いつまでもポリゴンのカクカクに悩まされている時代ではないのです。滑らかにいきましょう。