「俺屍2」では「木版画調3Dグラフィック」というスタイライズド・レンダリング手法を開発しました。
本セッションでは開発した技術と、その開発過程を紹介します。
特徴的な絵作りを行なう環境が整っている今、独自のスタイライズド・レンダリングを構築する機会も増えるでしょう。
「俺屍2」の事例を通じ、スタイライズド・レンダリング手法の開発を垣間見てみませんか?
◆キーワード:
木 版画調/北斎デモ/アーティストによる論文サーベイ/カラーダーキング関数/ノイズフィルタ/shower-door effect/フィルタベースの色差エッジとテクスチャワーク/カラーマップアウトラインとモデル作成/指数フォグ・高さフォグ/影生成/和のデザイン/ シーン構成/VITA固有の話/「捨てたもの」/研究リソース確保/マスプロダクション/フォトリアルリスティックレンダリングの基本が大事/全然ダメで はないが楽観的でもないくらいの技術選定
講演者プロフィール
深澤 正俊
プログラマ。静岡県出身。2000年に福島県立会津大学卒業後、熊本の株式会社アルファ・システム入社。
ゲームフレームワーク、コンテンツ開発環境構築、開発プロセスマネージメントが専門領域。
CEDEC2010 では「リードプログラマへの誘い」に登壇させていただきました。
《講師からのメッセージ》
坂本 淳
2008年株式会社アルファ・システム入社 。
入社後PSPのタイトルを中心にキャラクターモデリングを担当。
俺の屍を越えてゆけ2では主にイベントキャラクター、神様などのモデリングを 担当しています。
《講師からのメッセージ》
鈴木 慎平
2008年株式会社アルファ・システム入社
入社以来、背景モデル作成に携わっています。
俺の屍を越えてゆけPSP版をはじめ、主にPSPタイトルの背景モデルを担当。
俺の屍を越えてゆけ2では背景モデルのアートワーク他、レベルデザインのサポートも担当。
《講師からのメッセージ》