Apache Zookeeperを用いたサーバ自動運用システム 〜 分散データストア『Flare』への適用事例の紹介

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日時:
2013年08月22日(木)11時20分〜12時20分
形式: スポンサーセッション
受講スキル:
KVSの初歩的な知識
受講者が得られるであろう知見:
- 高可用DB (Apache Zookeeper) を用いたシステム設計<br />- 関数型言語 (Haskell) を用いたシステム開発
セッションの内容

グリーでは、分散KVS(Key-Value Store) Flareを自社開発し、多数のサービスおよびゲームタイトルで活用している。Flare を利用するプロジェクトが増えるのに伴い、運用コストの増大が問題となったため、これまでの運用ノウハウを元に、KVSの自動運用システムを開発した。本発表では、ソフトウェアの漸進的な改善を行いながら信頼性を担保するため、我々が行った取り組みについて紹介する。


講演資料

  • C13_246.pdf

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講演者プロフィール

池原 潔

池原 潔
所属 : グリー株式会社
役職 : 開発本部<br>エンジニア

大学院を卒業後、総合電機メーカにて組み込み向けJavaの開発に従事。2011年10月、グリー入社。
Flareの保守・開発をしながら、その自動運用システムを開発・運用。


《講師からのメッセージ》

GREEの裏側では弊社CTOの藤本が作った分散KVS "Flare" が数百台規模で稼働しています。
規模が大きくなってくるとサーバ構築だけではなく、あらゆる作業を自動化しないと管理しきれなくなります。
今回、ZookeeperとHaskellを用いて自動運用システムを構築しましたので、その経験を紹介させていただきます。
同様の課題に直面した際に参考にしていただければ幸いです。

Surma Benjamin

Surma Benjamin
所属 : グリー株式会社
役職 : 開発本部<br>エンジニア

フランス出身で、2012年8月にGREEに入社したSurma Benjaminです。
専門はハイパフォーマンスC++で、前職のメリルリンチで自動システムトレードの開発していました。GREEでは、Flareを担当しています。
CloudKVSは、システムテストを開発しました。Haskellだと、いいシステムテストのフレームワークがなかったため、ゼロからGREE Haskell test-sandboxを作成してOSSにしました。