床大画面マルチタッチシステムを利用したエクサテインメントシステムの設計および制作を行った.このシステムは、プロジェクタにより生成した床の大画面に,測域センサによるマルチタッチ機能とマルチジェスチャ機能を付加したシステムである.通常の床に投映できるため,激しく動いたり飛び跳ねたりする動作が可能となり,この特徴をエクサテインメントに応用した.システムには心拍計のリアルタイム計測も組み込まれており,フィジカルトレーニングやフィットネス効果の検討もなされている.
講演者プロフィール
大杉 友哉
2012年3月 大阪電気通信大学 総合情報学部 デジタルゲーム学科 卒業
2012年現在 大阪電気通信大学大学院 総合情報学研究科 デジタルゲーム学専攻 在学中
受賞歴
2010アジアデジタルアート大賞展 カテゴリーA エンターテインメント部門 入賞 作品名「デジトリ」
ゲーム学会 第8回ゲーム作品コンペ 優秀賞 作品名「タッチテーブルコレクション」
ゲーム学会 第9回ゲーム作品コンペ 優秀賞 作品名「ホッケーゲーム」
《講師からのメッセージ》
大谷 聡子
todesign所属
インタラクティブデザイナー/イラストレーター/カリグラファー/製本家として、様々なジャンルでデジタルとアナログの間を行ったり来たりしています。
2004 年より大阪成蹊大学 非常勤講師。2008年より大阪電気通信大学 非常勤講師。 2009年より京都造形芸術大学 非常勤講師。2011年 Biennales Mondiales de la Reliure d'Art(France)出展。 ワークショップ多数開催。
http://www.todesign.jp/
《講師からのメッセージ》
高見 友幸
京都大学理学部卒、京都大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士。
京都大学超高層電波研究センター研修員、駿台予備学校物理科講師、大阪電気通信大学短期大学部助教授を経て、現職。
ゲーム学会事務局長。中世の将棋として古文書の記録に残る「摩訶大将棋」のデジタル復刻に取り組み中。
《講師からのメッセージ》