バンダイナムコ流コーディングスタイルガイドラインを決めるまでの軌跡

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日時:
2012年08月22日(水)14時00分〜14時30分
形式: ショートセッション(30分)
受講スキル:
コーディング規約の策定に興味がある方。
受講者が得られるであろう知見:
・コーディング規約に求められる要件<br />・コーディング規約の決め方
セッションの内容


バンダイナムコでは、歴史の長いタイトルを多く抱えているがゆえに、プロジェクトごとの閉鎖性が開発効率化の弊害になっていました。そこで、風通しを改善するべく"コーディング規約策定チーム"が結成されましたが、議論を重ねるうちに「はたして規約は本当に効果があるのか?」「むしろ弊害を招くのではないか?」と疑問の声があがり、規約を決めることは一度は頓挫しかけました。その後あらためて「何のために規約が必要なのか?」を問い直し、本当の目的を見つけ出すことで、全員が納得できる結論を導くことができました。



講演資料

  • 105_CEDEC2012-nada-BNGcodingstyle_0823.ppt

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講演者プロフィール

名田 幸司

名田 幸司
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ
役職 : SNC技術課<br/> 主任

北海道大学卒業後、ナムコに入社。小型ビデオゲームを中心にプログラマとして関わる。バンダイナムコゲームスに統合された前後から、コードを書く第一線からは引いて、テクニカルアドバイザーを務めるようになる。現在はバンダイナムコスタジオにて、ソーシャルゲーム開発に携わる。モットーは「はい。喜んで!」