Havok Cloth を使ってキャラクターの衣服シミュレーションを実現するためにはどういう作業が必要?外部に公開されることが少ないセットアップのワークフローを詳しく紹介いたします。
Maya での仕込み作業、Havok Cloth のセットアップツールの使い方、UEで読み込むためのデータエクスポート/インポートと、一通りの流れを実際にセットアップを担当したテクニカルアーティストが解説します。
Havok Cloth の特長である重なったクロスや揺れもの表現のセットアップ方法も紹介します。
講演者プロフィール
曽良 洋介

学生時代にコンピュータビジョンを学んだ後、アニメ/映像制作会社にソフトウェアエンジニアとして入社。
2016年よりHavokにて新たなキャリアをスタートし、現在に至る。Havokではフィールドアプリケーションエンジニアとしてお客様のゲーム開発をサポート。
CEDEC 2024: Havok 製品と Unreal Engine インテグレーションの最新情報紹介
CEDEC 2023: Havok 製品 Unreal Engine インテグレーションの紹介
CEDEC 2022: Havok Physics : クロスプラットフォームディターミニズム
CEDEC 2020: Havok Physics 新機能紹介と今後の展望
CEDEC 2019: Havok Physics最新アップデート
CEDEC 2016: Havok Physics + AI ベストプラクティス
CEDEC Awards 2012 著述賞受賞 「テクニカルアーティストスタートキット 映像制作に役立つCG理論と物理・数学の基礎」
《講演者からのメッセージ》
この講演では Havok Cloth にフォーカスを当てて発表します。
Havok Cloth を使ったクロスのセットアップ方法から Unreal Engine での動かし方まで、実際のワークフローをご紹介いたします。クロスシミュレーションのクオリティを高めたいと考えている TA、エンジニア、ディレクターの皆さん、ぜひお越しください!
横山 太一

アニメ業界での就業を経て、2023年に株式会社クリーク·アンド·リバー社にテクニカルアーティストとして入社。
COYOTE TECHNICAL ART TEAMにおいて、シミュレーションToolの検証や、その他R&Dに従事。
《講演者からのメッセージ》
Havok Clothを初めて触る方にも分かりやすい内容を目指しました。
今回の公演をきっかけに、多くの方にご興味いただき、経験/未経験問わずコミュニティがより活発になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
田島 正太

2024年に株式会社クリーク·アンド·リバー社にテクニカルアーティストとして入社。
COYOTE TECHNICAL ART TEAMにおいて、自動化ツール等の作成や物理シミュレーション検証等に従事。
《講演者からのメッセージ》
Havok Clothをより多くの方に知っていただくことを目的として、弊社技術ブログにHow To記事を連載してまいりました。
本セッションではそのブログの内容をもとに、Havok Clothを用いたシミュレーションについて少しでもわかりやすくご紹介できればと思います。
本セッションをきっかけに、一人でも多くの方にHavok Clothにご関心をお持ちいただけたら幸いです。
長谷川 苑蔵

2024年に株式会社クリーク·アンド·リバー社にテクニカルアーティストとして入社。
COYOTE TECHNICAL ART TEAMにおいて、シミュレーションやキャラクターのセットアップ業務に従事。
《講演者からのメッセージ》
Havok Cloth は、これまでフォトリアルな表現を中心に活用されることが多かったですが、本セッションでは、セルルックのようなアニメ調キャラクターにも十分対応できるという点について、みなさまに実際の作業の流れをご紹介できればと思っております。