カットシーンにおいて、殺陣やバトルシーンの創り方がわからないというご相談を度々いただきます。
1対1、1対複数、複数対複数などバトルシーンの創り方を紹介した書籍や情報を見かけません。
映画やドラマでは、以前よりアクション部がキャラやシチュエーションによって構成を考え、ディレクターと擦り合わせてシーンを創っておりますが、ゲーム業界ではまだあまりそういった取り組みがないように思われます。
実写の撮影で行われるバトルシーンの創り方を共有し、制作のお役に立てていただくための講演が出来ればと考えております。
講演者プロフィール
杉口 秀樹

株式会社モーションアクター代表取締役。モーションアクター歴20年以上。
ロサンゼルス「SAG-AFTRA stunt performer」所属
スタントマンとして渡米後、日本にXMAやトリッキングの文化を持ち込んだことで仮面ライダーウィザードのスーツアクターを担当する。
プレイヤーとしてはもちろん、アクション監督やモーションデザイナーといったディレクション業務も多く携わる。
「ニーアオートマタ」「龍が如く」「鉄拳」「FINAL FANTASY」「戦国無双」「三国無双」「メタルギアライジング 」「進撃の巨人」「テイルズ」「ドラゴンクエストXI」他多数
《講演者からのメッセージ》
アクションシーンは武器、流派、時代、背景、さらに衣装やキャラクターによってなど、幅が広すぎてどう着手すれば良いかすら分からず、困っているクリエイター様もいらっしゃるのではないかとお察しします
。
可能な限りはご自分たちで考案。専門家に依頼する場合でも、どこを押さえておけばコミュニケーションを円滑にし、イメージしたシーンが創れるのか。
初歩的な内容ですので、お気軽にお楽しみいただけるかと思います。
是非我々の講演を見に来てくださいませ!
金子 起也

幼少期より空手・柔道・器械体操を始める。
各ジャンルで才能を発揮するが、激しい競技生活による怪我が元となり、周囲に惜しまれつつも引退。以後はスポーツトレーナーを志し専門学校に進学する。
学習過程でリハビリ学を学び、スポーツ復帰が可能になった事がキッカケで卒業と共にアクションの道を志す。
学生時代に総合格闘技を習得した後、RED ACTION CLUBのオーディションに合格。本格的にアクションマンとしてキャリアをスタートする。
仮面ライダーシグルド(仮面ライダー鎧武)のスーツアクターを始め、ヒーローや怪人等で多くの特撮作品や映画でハイレベルなアクションを成功させ続ける。
退所後もフリーランスとして同様にキャリアを重ね、杉口と再会した事で株式会社モーションアクターの主力メンバーに。モーションアクターとして多数の作品に出演。
さらに活動の幅を広げ、アクション監督としても活躍している。
《講演者からのメッセージ》
ゲームの中のアクションシーンやカッコ良い技・ポージング等はどの様にして創られているのでしょう。
そこには、クリエイター様の日々の並々ならぬ努力、そしてそれを具現化する為の我々アクター側のノウハウが共存し合う、とても魅力的な世界が存在しています。
今回はその世界を皆様と共有し、短いお時間ではございますが、有意義なひと時となれます事を願っております。
是非、お楽しみください!
Mao

幼少期よりダンスを始め全国大会優勝、世界大会二連覇など、
国内外の数々のダンスバトルで成績を残す。
カナダ、アメリカでの2年留学を経て、ワールドワイドなダンスを学ぶ。
帰国後はモーションアクターとして、ダンス、お芝居、アクション等、英語の台詞も含め、
あらゆるキャラクターに対応。
アクターのみに留まらず、メディア、CM、映画など様々な分野でも活躍中。
《講演者からのメッセージ》
初めまして。株式会社モーションアクターのMaoです。
CEDEC2024に引き続き登壇させていただけてとても光栄です。
今年のテーマは、殺陣やバトルシーンということで、皆様のカッコよくて魅力ある作品づくりのため、少しでもお力になれるよう、精一杯講演させていただきます!!
どうぞよろしくお願いいたします!!