2つの大規模タイトル『ファイナルファンタジー XIV』、『ファイナルファンタジー XVI』の開発を通してサウンドチームが聞いて、感じて、考えた…内容を共有します。
本セッションは「テクニカル」パート、「ゲームサウンド全般」パートの2パートに分けて解説します。
<テクニカルパート>では
・新技術の導入と安定性
・マルチプレイとソロプレイ、それぞれのサウンド仕様
・マルチプラットフォームタイトルの開発におけるサウンド設計
など
<ゲームサウンド全般>では
・主に楽曲を軸として、昨今のゲームサウンドに求められているテクニカル/芸術/実装を含めたサウンド制作スキル
・大規模開発におけるサウンドセクションの役割
・世界中を回って見えた!祖堅のゲームサウンド所感
などについてお話しします。
講演者プロフィール
祖堅 正慶(そけん まさよし)
1975年1月10日生まれ。
株式会社スクウェア・エニックスのサウンドディレクター/サウンドデザイナー。
楽曲や効果音の制作からダイアログ、サウンド仕様設計まで手広くこなすマルチクリエイター。ゲームの中で聴こえてくるあらゆる音に関する側面を支えている。
代表作は『ファイナルファンタジーXVI』『ファイナルファンタジーXIV』『LORD of VERMILION』シリーズ、『ナナシ ノ ゲエム』シリーズ、『聖剣伝説4』『MARIO SPORTS MIX』『マリオバスケ3on3』『ドラッグ オン ドラグーン2』『ドラッグ オンドラグーン3』など。
絹谷 剛(きぬや ごう)
2012年 株式会社スクウェア・エニックス入社
「 ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア 」より「 ファイナルファンタジーXIV 」のサウンドデザインを担当
「ファイナルファンタジー XVI 」で環境音の実装を担当
3Dゲームのサウンド体験がプレイヤーにとってより豊かなものとなるべく、サウンド空間演出やバーチャルサラウンド技術の研究などにも日々取り組んでいます。
CEDEC 2016・2022・2023登壇