「ヘブンバーンズレッド 」の海外版を2023年2月にリリースいたしました。海外版対応では国内版と同じビルド、つまりワンビルドの状態で、日本、韓国、台湾、香港、マカオの5つの国、地域での同時運営を行っております。
今作の特徴である、Lua制御による膨大な物量となるシナリオテキストと、ネットスラングなどが多用された難易度の高いテキストのローカライズをしつつ、国内海外同時運営でコンテンツ制作を進めるための技術的な視点でのワークフローの整備についてエンジニアリングの視点と、翻訳プランナーの視点からお話しします。
講演者プロフィール
髙山 雅敏
株式会社コーエーテクモゲームスを経て、2021年に入社。
現在は『ヘブンバーンズレッド』の海外関連の機能開発を中心に担当。
《講演者からのメッセージ》
現在ヘブンバーンズレッドでは、アプリ1ビルドで5つの国、地域での同時運営を行っております。
どのようにして海外向けの機能の開発と拡張を行なっていったか、運用にあたってどのような課題が発生し、どのように対策を行なっていったかをお話しできたらと思います。
松井 望
前職にて自動編曲エンジン、動画配信サービスを構築。
2013年、エンジニアからディレクターにジョブチェンジし入社。
2014年、スクラムマスターを取得。
2017年からWorld Wide Operations Group にてローカライズ事業に携わる。
《講演者からのメッセージ》
ストーリーの原作が日本語であるヘブンバーンズレッドにおいて、5つの国、地域にビルドを分けずに同時運営を行うメリットなどについて、お話できればと考えています。