このセッションでは、6周年の超大型アップデートの一環として3Dが実装されたリズムゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』の、3Dライブモードにおけるリアルタイム3DMV制作について、コンセプトからタイムライン実装までの各フェーズの考え方やワークフロー、実際の制作資料やbefore/after事例、ゲームやIPならではの特殊な要件と課題、その具体的な解決手段とトレードオフまで、クリエイターの視点から余す所なく共有します。
講演者プロフィール
宮澤 竜平
Craft Eggに2019年入社し、『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』演出セクションにてエフェクトや3周年時のオープニング動画等を担当。
現在は同タイトルの3Dディレクターとして3Dモデル制作,MV制作等を担当。
《講演者からのメッセージ》
新規ゲームとしてリリースするのではなく、6周年を迎える運用タイトルに3Dを追加するというたくさんの制約があるの中での挑戦の裏側をお話しできればと思います。
若林 邦甫
武蔵野美術大学卒業後、株式会社マッドハウスにてオーバーロード、カードキャプターさくら クリアカード編等、複数タイトルの演出を担当。
その後株式会社CyberZの子会社にて、バーチャルキャラクターのMVやリアルタイムVRライブ等のディレクション、ゆるキャン△ VIRTUAL CAMPの開発協力等を経て、現在は株式会社Craft Eggにて、バンドリ! ガールズバンドパーティ!の3Dライブモードにおける映像演出面のディレクションを中心に、他複数業務を務める。
《講演者からのメッセージ》
6周年の超大型アップデートに向けて、個性豊かな7バンド14曲を限られた期間とリソース、制約下でどのように表現するのか、またその後の運用面で挑戦していることなどについて、解説させていただきます。
とりわけ『バンド』というパフォーマンス形態が持つ演出上の考慮点や注力ポイント、並びにセルルックキャラクターを用いた際のアニメ的演出表現について話させていただければと思います。
加藤 淳一
今はなきゲーム制作会社にて企画職として業界歴を開始。
2011年exsa株式会社に入社。
複数のゲーム・アニメ・アミューズメント各種タイトルにて、ディレクション・プロデュースに携わる。
現在、バンドリ!ガールズバンドパーティ!において3DMVパートのexsa株式会社側プロデューサーを担当。
《講演者からのメッセージ》
ユーザに愛され続けてきているガルパというコンテンツに3D要素を追加する、
という大きな挑戦における、MV・キャラクター制作について解説させていただきます。
ゲームならではの仕様を加味したつくりなどについてお話をさせていただければと思います。