60FPSリズムアクションゲーム『Hi-Fi RUSH』を構成するトゥーングラフィックス表現をプログラマー視点から紹介します。
独特なコミック調表現をUnreal Engine 4の3Dグラフィックスパイプラインにどのように落とし込んだか、マテリアル、ライティング、特殊表現の実装の説明を通して解説します。
講演者プロフィール
田中 康介
2011年よりTango Gameworks。
サイコブレイクではVFXのプログラムを担当。
サイコブレイク2ではライティングなどグラフィックスのプログラムを担当。
Hi-Fi RUSHではリードグラフィックスプログラマーとしてグラフィックス全般を担当。
《講演者からのメッセージ》
Hi-Fi RUSHではUE4をカスタマイズして独自ディファードトゥーンレンダラーを開発しました。
トゥーン表現のために実装したライティングの仕組みや描画パスの説明、パフォーマンスを意識した工夫などがお伝えできればと思います。
駒田 喬
プログラマ。
2016年よりTango Gameworks。
サイコブレイク2では主に物理、一部、描画まわりを担当。
Ghostwire: Tokyoでは物理およびモーションまわりを担当。
Hi-Fi RUSHでは描画および物理およびモーションまわりを担当。
《講演者からのメッセージ》
Hi-Fi RUSHは絵のスタイルの個性が強い作品です。
アーティストやディレクターの求める表現に近づけるため、フォトリアルとは異なる表現をたくさん開発しました。
本セッションでそれらをなるべく多くお伝えできれば幸いです。