撮影現場でモーションアクターの動きをより引き出すためのノウハウ共有

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日時:
2022年08月25日(木)16時10分〜17時10分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
アニメーション制作、モーションデザイン、撮影現場での進行・ディレクション、ゲームデザイン、ゲームプランナー
受講者が得られるであろう知見:
モーションキャプチャーの撮影を行う際に、欲しいデータをより獲得するためのコミュニケーションスキル 動きの質を判断する【骨・円・溜・反・影】5つの要素を、コミュニケーションツールとして。
セッションの内容

プロジェクトでモーションキャプチャデータを活用する機会も増えてきてるのではと思います。
ただ、実際に撮影をしてみて、モーションアクターから目的の演技や動きを引き出せずにいるクリエイターの方々もいらっしゃるのではないでしょうか??
多くのアクターは舞台や映画、ドラマで役者として活躍してきた方々が多いので、そういった環境での表現は熟知しております。
しかし、ゲームやアニメといった媒体に関しては十分にノウハウを持っていない場合もあります。
そこで今回は、各ジャンルのアクターの特性を皆様にお伝えし、撮影現場でよりコンセプトに則った動きを引き出す為のノウハウやコミュニケーション方を、実際に動きをお見せしながらお伝できればと思います。
クリエイターの皆様とアクターとの、ディスコミュニケーションの緩和のお役に立てれば幸いです。


講演資料

  • CEDEC_20220825【完成版】.pdf

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講演者プロフィール

杉口 秀樹

杉口 秀樹
所属 : 株式会社モーションアクター
役職 : 代表取締役

株式会社モーションアクター
代表取締役 杉口秀樹
ゲームにおけるモーションアクター&アクションコーディネーター。
クリエーターを応援するためにリファレンス動画を公開、現在世界中で活用されている。
https://www.youtube.com/c/MotionActorInc
 
代表作(モーションアクター)
「NieR Replicant」「FINAL FANTASY VII REMAKE」「ドラゴンクエストⅪ」「NieR:Automata」「ASTRAL CHAIN」「戦国無双」シリーズ「龍が如く」シリーズ、ほか多数。

《講演者からのメッセージ》
ご興味を持ってくださりありがとうございます。
コスト・クオリティーを考え、モーションキャプチャーを導入されるプロジェクトも増えてまいりましたが、「自己表現者」であるアクター達から「作品の目的にあった動きのデータ」を取得するのは困難に感じる時も多いとお察します。
キーフレームを意識し「全身で描くアニメーター」という考えの下、撮影現場他でのコミュニケーションツールとして、目的にあったデータの取得やその活用方法について講義をさせていただきます。
今回も多くの実演を行う予定です。楽しい時間を共有させていただけたら幸いです。

Mao

Mao
所属 : 株式会社モーションアクター
部署 : ダンス事業部
役職 : 部長

幼少期よりダンスを始め、全国大会優勝、世界大会2連覇(Canada Street Dance Camp トロント)など、国内外の数々のダンスバトルで成績を残す。
カナダ、アメリカでの2年留学を経て、ワールドワイドなダンスを学ぶ。そこで培った技術で数々のオリジナルの振り付けを多くのプロジストに納品。
アクターとしても英語でのセリフも含め、あらゆるキャラクターに対応。
モーションアクターのみに留まらず、メディア、CM、映画など様々な分野で活動中。

《講演者からのメッセージ》
はじめまして!株式会社モーションアクターのMaoです。
モーションアクターとして、クリエイターの皆様にと有意義なお時間となるよう、そして楽しい時間をご一緒させていただけるよう、お話しさせていただきます!
どうぞよろしくお願いいたします!