『ファンタシースターオンライン2』は『PSO2 ニュージェネシス』へとグラフィックシステムを刷新する超大型アップデートを行いました。
それに伴い開発した内製のエフェクトエディタ「Hikari」について紹介します。
運営中のオンラインゲームのグラフィックアップデートとして、どのような機能を実装していったか、内製ツール制作によるメリットとデメリットは何だったかをお話できればと思います。
講演者プロフィール
福留 竜介
2011年、株式会社セガに新卒入社。
入社後、『ファンタシースターオンライン2(以下、PSO2)』にてエフェクトデザイナーとして参加。
『PSO2』が『PSO2 ニュージェネシス(以下、PSO2:NGS)』へとグラフィックシステムを刷新する超大型アップデートするのに際し、エフェクトリーダーを担当。現在はメインデザイナーとして従事。
『PSO2:NGS』専用の内製エフェクトエディター『Hikari』の設計開発を行いました。
《講演者からのメッセージ》
今回開発したエフェクトエディタは、私がこれまでエフェクトを作る上で、こういう表現をやりたいな、こうなったら便利だな、といった機能を詰め込んだツールです。
ゲームエンジンが広く普及した昨今、プロジェクトで独自のエフェクトエディターを開発する事例は少なくなってきているかと思います。
デザイナーとして手探りでエディタ開発をする中で得られた知見を共有させて頂きます。
皆様にとって今後の開発の礎になれれば幸いです。
篠原 広大
2008年 セガ入社
いくつかのコンシューマタイトルを経験後、2011年から『PSO2』に参加
EPISODE2、EPISODE3ではエネミーリーダーを担当
EPISODE4からシステム担当として、マルチプラットフォーム対応、ゆれもの、ツール開発などを行う
『PSO2 ニュージェネシス』では、エフェクトやIK、オートプレイ環境なども合わせて担当
《講演者からのメッセージ》
質疑応答ではプログラム寄りの質問も答えられますので、何かあればぜひご質問ください