この講演では、ELDEN RINGにおける大気表現について、解説をします。
ELDEN RINGの大気(空や霧)は、フォトリアル路線ではなく、絵画的なビジュアルになっています。
そのビジュアルを表現するために用意された機能の説明と、アーティストによる制作事例をご紹介します。
なお、プログラムの実装部分よりも、制作事例の解説に重きを置いた内容となります。
講演者プロフィール
佐藤 秀憲
![佐藤 秀憲 佐藤 秀憲](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cedil2019web/images/speakers/5119.jpg)
2008年、フロム・ソフトウェアに入社。3Dグラフィックセクション所属。
多数のタイトルで背景グラフィックの制作を担当。
ELDEN RINGの開発には、エンバイロンメントアートディレクターとして参加。
《講演者からのメッセージ》
ELDEN RINGの空や霧の表現について、アーティストの立場から解説をいたします。
講演の大部分が絵作りに関する内容になりますので、ELDEN RINGのアートに興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧になってください。
二ノ宮 絵理華
![二ノ宮 絵理華 二ノ宮 絵理華](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cedil2019web/images/speakers/5120.jpg)
2017年に株式会社フロム・ソフトウェアへ入社。
グラフィックシステムセクションに所属し、
グラフィックに関するツールの開発・運用やGPUパフォーマンスチューニングなどを主に担当。
ELDEN RINGの開発では、大気表現の拡張・改善に努める。
《講演者からのメッセージ》
本講演はアーティスト目線のお話がメインになりますが、
機能を導入した際に問題になったGPU負荷やアーティファクトにどう対応したかなどもあわせてご紹介したいと考えています。
何か一つでも興味がひかれることがあれば、お気軽にご参加ください。