グリーのQAチームでは、非エンジニア主体でのテスト自動化による品質安定化や費用削減に向けた取り組みを行っています。
CEDEC2019にて本取り組みを発表させていただいた際に課題であった
「工数削減や品質向上へ大きく貢献できなかった」という点を踏まえて、以下の2つのポイントに注力して、取り組みを継続してきました。
①動作を含む機能にもテスト自動化の範囲を広げる
②目視の精度が低下しやすく、流れ作業になりやすい設定値確認の精度や効率の向上
本セッションでは、これらの点について、
弊社での導入事例をもとに、
非エンジニア主体でも行えるよう、敷居を下げたテストの自動化および効率化の手法を紹介します。
講演者プロフィール
堀川 祐希
ゲーム開発、運営などを行う会社にてQAや事業立ち上げなどを経験し、
2019年9月にグリー株式会社へ入社
入社後は複数のネイティブタイトルのテスト担当者として効率化などを推進。
《講演者からのメッセージ》
コストは削りたいが品質はなるべく保ちたいといった課題感に対して、
現場主導で自動化、効率化を行うケースは少なくないと思います。
今回は非エンジニアでも取り組みやすいような手法をご紹介しますので、
ご聴講いただく皆さまの一助になれば幸いです。
奥泉 卓也
インフラエンジニアを経て2018年にグリー株式会社へ入社。
入社後は主にネイティブゲームの品質管理担当者として、検証業務の効率化や品質改善に従事。
■過去の講演
CEDEC2019「ブラックボックステストの自動化による、高品質なテストの実現と自動化部隊の育成」
CEDEC2020「運営タイトルの障害を減らすモバイルゲーム運営会社2社の取り組み」
CEDEC2020「脱テストケース依存!テストの軸を増やす手法『探索的テスト』をモバイルゲームで実践」
《講演者からのメッセージ》
2019のCEDECでも登壇させていただいた、モバイルゲームQAの取り組みを継続して進めてきました。
QA自動化の手法や効果について、2年前との対比を踏まえつつご紹介したいと思います。