「集英社ゲームクリエイターズCAMP」は、集英社がマンガ業界で長年培ってきた、新人クリエイターの才能を発掘・支援するノウハウを個人または少人数チームで活動する才気あふれるゲームクリエイターの支援に活かせないかという想いで、2021年4月にプロジェクトをスタートしました。
そして、スタート後数か月が経過した現在では、数千人規模のクリエイターの皆さまにご登録いただく日本最大規模のゲームコミュニティへと成長し、これからも更に多くのクリエイターとサポーターの皆さまにご利用いただけるように、様々なアップデートやイベントを予定しています。
運営面では、これまで数多くのゲームタイトルやプラットフォームサ―ビスを開発・運営してきたDeNAの強みや経験を活かし、集英社DeNAプロジェクツとして「集英社ゲームクリエイターズCAMP」サービス全体の設計と運用のサポート、コンテストやセミナー等の企画・運営、関連タイトルの開発やパブリッシュのサポートなどを行っています。
本セッションでは、「集英社ゲームクリエイターズCAMP」の立ち上げと運営に深く関わっている集英社および集英社DeNAプロジェクツの主要メンバーと、本プロジェクトのエグゼクティブアドバイザーである山本正美氏(株式会社エピグラズム代表)によって、「集英社ゲームクリエイターズCAMP」の立ち上げから、これから目指す未来などについてお伝えしたいと思います。
<お話しする内容>
・登壇者紹介
・プロジェクト立ち上げの経緯
・運営ポリシー・体制について
・支援内容について
・イベント等への参加について
・今後の展望
・その他
講演者プロフィール
杉山 晃一
株式会社カプコンで「Ultra Street Fighter IV」「Street Fighter V」のプロデューサーを経て、DeNAに入社後はeスポーツ事業部を設立し「NPB eスポーツシリーズ "スプラトゥーン2"」の立ち上げや、大規模ゲームフェス「Mobile Game Experience 2019 -powered by Xperia-」を統括プロデューサーとして開催するなど、常に新しいカルチャーを創り続けている。
現在は、株式会社集英社DeNAプロジェクツのシニアプロデューサーとして、集英社ゲームクリエイターズCAMPの運営やゲームプロデューサーとして活動している。
《講演者からのメッセージ》
昨今、世界的にインディーゲーム市場が注目されていく中、どのように市場のトレンドを受け止め、今後のゲーム事業に向き合っていくのか、集英社ゲームクリエイターズCAMPの活動内容や将来の展望などをお話しできればと思います。
小島 英士
ゲームデザイナー/ディレクター。
1999年SCE(現SIE)に入社。プランナー/ディレクターとして『ビブリボン』『モジブリボン』『ビブリップル』などの開発に参加。
2007年からSCEのゲームクリエイター発掘・支援プロジェクト「PlayStation C.A.M.P!」で『ゴミ箱 −GOMIBAKO−』『100万トンのバラバラ』などのプロデューサー兼マネージャー、また『Destiny of Spirits』(F2Pグローバルロケーションゲーム)開発・運営プロデューサーを務める。
2015年にDeNAに入社後、『FINAL FANTASY Record Keeper』の運営や新規タイトルの開発に携わる。
現在は集英社DeNAプロジェクツにて、「集英社ゲームクリエイターズCAMP」のプロジェクトディレクターを担当。
《講演者からのメッセージ》
私は現在「集英社ゲームクリエイターズCAMP」のプロジェクトディレクターを担当しています。
今回は「集英社ゲームクリエイターズCAMP」の立ち上げと運営に関わっているメンバーとして、サイトやSNSだけでは伝えきれないことを受講者の皆さまにお伝えできればと思っています。
中野 颯也
アシスタントプロデューサー/ゲームアナリスト。
2017年に株式会社DeNAに入社。ゲームアナリストとして『Final Fantasy Record Keeper』『伝説対決』をはじめとしたタイトルの運営や新規タイトルの開発に携わる。また、市場分析も担当し、DeNA社内において定期的にインディーゲームについて発信を行っている。
現在は集英社DeNAプロジェクツにて、「集英社ゲームクリエイターズCAMP」のアシスタントプロデューサーを担当。
《講演者からのメッセージ》
「集英社ゲームクリエイターズCAMP」はありがたいことに多くのクリエイターが登録をしてくださる場に成長しています。このセッションではこのあとどの様にインディーゲームクリエイターを支援していくのか、その展望についてお話ができればと思っています。
森 通治
2008年、Apple Japan, Inc.入社。教育機関、エンタープライズ市場向けの事業開発・パートナー事業推進を担当。2015年に集英社に入社。デジタル事業部にて電子コミックの事業推進、プロモーション企画、社内ウェブサービスやマンガアプリのグロース支援、週刊少年ジャンプ50周年企画などを担当。2019年に新規事業開発室の設立に伴い異動。現在「集英社ゲームクリエイターズCAMP」の立ち上げをはじめ、ゲーム事業の立ち上げ、プロジェクト推進を担当。
《講演者からのメッセージ》
集英社がなぜゲーム事業に取り組んでいるのか?出版社ならではのゲーム事業の取り組みとは?などお話しできればと思ってます。
山本 正美
株式会社エピグラズム代表取締役/ゲームプロデューサー。1996年SME入社。『立体忍者活劇 天誅』シリーズをプロデュース後、2000年SCE(現SIE)に入社。クリエイターオーディション「ゲームやろうぜ!2006」「PlayStation CAMP!」を主宰し、『勇者のくせになまいきだ。』シリーズや『TOKYO JUNGLE』を手掛ける。外部制作部長として『みんなのGOLF 6』『Bloodborne』他、多数のヒット作に関わる。集英社ゲームクリエイターズCAMPエグゼクティブアドバイザー。
《講演者からのメッセージ》
ゲーム制作は、企業やメジャースタジオに所属して作るスタイルから大きく幅が広がり、個人や小規模チームでのクリエイティブが脚光を浴びる時代へと急速に変化してきました。集英社ゲームクリエイターズCAMPがスタートしてから約4か月、日本のインディゲームシーンの「今」を、少しでもお伝えできればと思います。