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日時:
2021年08月25日(水)15時20分〜15時45分
形式: ショートセッション(25分)
プラットフォーム: モバイル
受講スキル:
レンダリングパイプラインの知識がある方
受講者が得られるであろう知見:
モバイルでスタンダードとなっているTile-based Rendering採用のGPUの知識と特有の最適化手法
セッションの内容
モバイルデバイスのGPUはTile-based Renderingという一般的なGPUとは異なるレンダリング方式を採用しています。この方式を活用した機能にVulkanではSubPass、MetalではTile Shadingなどと呼ばれているものがあります。これらを使用することでタイル内でバッファを切り替え再利用することでメモリバスへの負担を最小限にしつつDeferred Renderingなどが行えます。今後採用例が増えるであろうこの機能を中心に実装例も含め知見を共有させていただきます。
講演者プロフィール
荒木 和也
所属 : 株式会社コロプラ
部署 : テクノロジー推進本部 技術研究部
2013年、ゲームプログラマーとしてコロプラに入社。『白猫プロジェクト』をはじめ様々なタイトルの運用、開発に携わる。現在は次の新作タイトルに向けて新しいレンダラーの開発を行っている。
《講演者からのメッセージ》
今回はモバイルGPU特有の機能について解説させていただきます。Deferred Renderingを主題として扱っていますが、他にも応用の効くものとなっています。