今回は、インデックスカラーが使えない Unity という環境下で使えるようにしてしまう新製品の Index Color Shader for Unity をご紹介します。また、超汎用2Dアニメーションツールである SpriteStudio の今夏リリース予定の最新バージョンの機能紹介と、現在鋭意開発を進めている大型アップデート Ver.7 の開発状況、画像最適化ツールである ImageStudio 8 の追加機能の JavaScript による画像加工処理を実現する「JSイメージフィルター」をご紹介いたします。
講演者プロフィール
浅井 維新
ゲーム会社でデバッグのバイト ~ 業務系プログラマ・SEを約10年、その後HR系法人営業を経験したのち、現職にて『OPTPiXシリーズ』の営業を担当。普段から環境問題に敏感な方なので、そろそろ2ストロークの大排気量車が欲しくなってきました。
《講演者からのメッセージ》
今回は、OPTPiX ImageStudio のアイデンティティでもあるインデックスカラーを、本来ならインデックスカラーが使えないUnityという環境下で使えるようにしてしまおう、というのがテーマです。UI部品に仕方なく32bitのPNGを使っていたり、諦めて圧縮テクスチャを使ってしまっていた方々に是非ともご覧いただきたいなと考えています。また、セッション内では姉妹製品 SpriteStudio の最新トピックもご紹介予定です。お楽しみに!
遠藤 義輝
小学生時代に手に入れたMSXによってプログラムの世界にはまり込む。
ゲームを作るために必要なツールを作り始めたところツール作り自体が楽しくなってしまった。
しかしツール開発会社の求人は無くひとまずゲーム開発会社に入社、17年の修業の後、満を持してツール開発専門のウェブテクノロジに入社する。
初代SpriteStudio Player for Unityの開発、OPTPiX SpriteStudio Ver.5 の開発からSpriteStudio開発に従事し、現在に至る。
実は「ゲームクリエイターが知るべき97のこと2」に寄稿している。
《講演者からのメッセージ》
本セッションの後半では超汎用2Dアニメーション制作ツール SpriteStudio についてお話します。
ご存知ない方のためにSpriteStudioとは?といった概要紹介を、既にお使いの方には今夏リリース予定の最新バージョンの機能紹介等も行います。
また、現在鋭意開発を進めている大型アップデート Ver.7 の開発状況についてもお知らせします。
Ver.7ではGUIフレームワークを一新し、macOS 64bit および M1 のネイティブ対応も果たす新生SpriteStudioになります!
是非当セッションにお立ち寄りください。
橋本 孔明
「OPTPiX ImageStudio」メインプログラマー
《講演者からのメッセージ》
2年前にリリースした「ImageStudio 8」は、その後もMac版や超解像機能の追加などのアップデートを重ね、より使いやすく高機能なツールへと進化を続けています。
今回は、9月公開予定の「Ver.8.6」の追加機能で、JavaScriptによる画像加工処理を実現する「JSイメージフィルター」を先行してご紹介します。
小野 知之
ウェブテクノロジの製品開発に幅広く参加。現在、「OPTPiX ImageStudio」プロダクトマネージャー、「コミPo!」開発ディレクター、ほか。
《講演者からのメッセージ》
ゲーム開発に長年携わっている方であるほど、インデックスカラー形式の画像への馴染みは深いと思います。インデックスカラーには、ETC2などのテクスチャー圧縮には無い様々な長所があり、これらを併用することでゲームタイトル全体のクオリティアップが可能です。今回は、Unityでこのインデックスカラーを手軽に使用可能にする新製品「OPTPiX IndexColorShader for Unity」をご紹介します。