現在では、モバイルゲーム開発の現場でもOSSの活用が当たり前となっています。しかし、OSSの利用には意外な落とし穴があります。
本セッションではモバイルゲームにどのようなOSSが利用されているか、またOSSをどのように管理していくべきかについてご紹介します。3年前と比較してOSS利用のトレンドにどのような変化があるのか、またコピーレフトと言われるライセンスが現在どの程度使われているのか、実際にモバイルアプリにライセンス違反がどの程度あるのかについて、詳しく見ていきましょう。
ゲーム開発に際して陥りがちなライセンス違反の例と、それをどのような体制やプロセスで防ぐべきか、開発の現場で取り入れていただきたい実践的なベストプラクティスを紹介します。安心してOSSを活用するためのヒントをご確認ください。
講演者プロフィール
吉井 雅人
ミドルウェアの開発やITシステムのパフォーマンス改善などを経て、OSSの適正な利用を推進するコンサルテーションを提供。現在は、安全にOSSを利用するためのソリューション、ソフトウェアライフサイクルの初期段階からセキュアなソフトウェアの開発を支援するソリューションに従事。
・過去の講演
CEDEC 2011 ショートセッション「オープンソースとの付き合い方」
CEDEC 2018 公募セッション「若手必見!知らないと恥ずかしい、ゲーム業界におけるOSSライセンス違反の対策」
CEDEC 2019 公募パネルディスカッション「ゲーム開発におけるOSSライセンス管理の実際」
・寄稿
特許ニュース連載記事『オープンソースソフトウェアを利用した製品開発の現状と課題』(財団法人経済産業調査会発行, No.12961, 13002)
・連載
Think IT 「今日から始めるOSSライセンス講座」
https://thinkit.co.jp/author/4767
《講演者からのメッセージ》
ゲーム開発においてOSSライセンスが要求する条件に適正に対応できているか不安のある方、これから対応していかなければならないという方のお役に立つ情報をご提供します。