プリントシール機は女子中高生というトレンドに敏感なユーザーがターゲットです。
去年トレンドだったメイクが今年は古くなっている!ということも少なくありません。
私たちはそんなプリントシール機のソフトウェア開発を担当しています。
プリントシール機のソフトウェア開発はかわいくなる画像処理だけではありません。
カメラ、ストロボ、プリンター、カーテンをはじめとするハードウェアの制御。
ユーザーが目にするデザインやアニメーション、撮影した画像に落書きできるペンやスタンプなどのUI開発。
これらは開発中にユーザーの声を取り入れながら進めています。ときには評価されず開発中に消えていく機能も多々あります。
当セッションでは組み込み開発におけるアジャイル開発の実践例を参加者の皆さまが活用できる形にして紹介します。
私たちの「品質、コスト、納期」を大切にしつつ、「プリントシール機にトレンドを取り入れるためのユーザー評価」にも重きを置いて開発しているプロセスを紹介します。
講演者プロフィール
井内 聡
2014年にフリュー株式会社に中途入社し、プリントシール機の開発に携わっています。入社後は落書き画面のソフトウェア開発を経て、現在はソフトウェアチームリーダーとしてチームが楽しく成果が出せる状態を目指して開発しています。ユーザーに価値のあるプロダクトを届けたい一心で開発プロセスやチーム開発を学び実践し続けています。
2014年 認定スクラムマスター
《講演者からのメッセージ》
トレンドに敏感な女子中高生に支持されるプリントシール機の開発プロセスの事例を紹介します。
なぜ頻繁にユーザーの声を取り入れて開発しているのか、ユーザーの声をどのように取り入れているのかについてお話します。特殊な事例ではありますが、皆様の参考になる部分があれば幸いです。