本セッションでは,新しいゲームシステムにおけるディスプレイ手法として空中像を紹介します。具体的には、光沢のある絵本やカードの上に空中像を表示する装置PicPopについて説明し,実際に装置を用いた飛び出す空中像絵本の実演展示を行います.
・装置の設計,今回の手法で従来手法と比較してできたことについて紹介します.
・実演展示では,お好きな画像が空中像として背景イラストの上に表示された様子を観察できます.
講演者プロフィール
星 彩水
電気通信大学 情報学専攻 修士1年.
《講演者からのメッセージ》
ARの1つである空中像に触れる機会にしていただければ幸いです.
木内 舜司
電気通信大学 情報理工学研究科 情報学専攻 小泉研究室所属。修士課程2年。レイトレーシングによるシミュレーションを用いた空中像光学系設計の研究に従事。
《講演者からのメッセージ》
物理空間と情報空間を空中像を介して繋ぐインタラクションです。HMDやタブレット端末を必要としないARの形を紹介したいと思います。
小泉 直也
2012年慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科後期博士課程修了.博士(メディアデザイン学).日本学術振興会特別研究員PD,東京大学情報学環研究員を経て,現在,電気通信大学情報理工学研究科助教.知覚作用インタフェース,空中像光学系やクロミック作用を利用したディスプレイの研究に従事.
《講演者からのメッセージ》
HMDではないAR視覚提示手法として空中像光学系によるディスプレイを紹介します。空中像ならではの可能性を議論したいです。よろしくお願いいたします。