ローカライズから支える世界同時運営の実現 〜高品質かつ爆速で翻訳するためのローカライズ組織のあり方〜

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日時:
2021年08月26日(木)11時20分〜11時45分
形式: ショートセッション(25分)
受講スキル:
・モバイルゲーム開発の各種業務に関わっている方、どなたでも。  →ゲームプロデューサー  →ゲーム開発ディレクター  →プロジェクトマネージャー  →ローカライズディレクター  →翻訳者  →ローカライズQA担当者
受講者が得られるであろう知見:
・モバイルゲームの世界同時運営についての知見 ・モバイルゲームの海外展開に伴う、社内ローカライズ組織立ち上げについての知見 ・モバイルゲームにおけるローカライズ業務の効率化についての知見
セッションの内容

■目次
 1.WFS社が社内ローカライズ組織の立ち上げに至るまで
  a.モバイルゲームにおける海外展開のトレンド
  b.世界同時運営のためのローカライズ業務の要件

 2.世界同時運営を実現させた、ローカライズ組織の体制と機能について
  a.WFS社のローカライズ組織の体制と機能
  b.世界同時運営を実現させるための、海外運営PMの役割

 3.世界同時運営による「課題」と「改善」について
  a.ローカライズのスピードと品質における課題の改善について
  b.翻訳マスタの自動化
  c.翻訳CATツールの導入/活用
  d.各言語翻訳ディレクターの配置
  e.機械的言語QA


講演資料

  • 210826_cedec_発表.pdf

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講演者プロフィール

チョン ジェヒ

チョン ジェヒ
所属 : 株式会社WFS
部署 : Studio本部 / WorldWide Operations グループ
役職 : シニアマネージャー (Senior Manager)

2015年グリー入社。QA、CS部門を経て、大型IPゲームタイトルのゲーム設計ディレクター歴任。
その後、WFSの海外展開の立ち上げに参画し、複数のゲームタイトルの海外開発 / 運営PMを担当。
現在はWFSの海外プロダクトの開発 / ローカライズ / 運営の責任者としての役割を担う。

《講演者からのメッセージ》
日本国内のモバイルゲーム市場の競争は年々激化しており、その打開策として海外展開を考える企業が増えています。
また、近年は多くの企業が日本国内で開発して、世界同時運営を前提として海外展開をしており、それが一つのスタンダードとなろうとしています。
WFS社はそういった業界のトレンドに合わせて、社内でローカライズ組織を立ち上げて、高いスピードかつ高品質の翻訳で自社のコンテンツを世界中のユーザーに同時に届けることを図りました。
その結果、今は世界の71の国と地域で同時運営が実現できました。
本セッションでは、WFS社が「日本国内で開発して、世界に同時に届ける」を実現するために行った、ローカライズ組織の立ち上げと運営について紹介します。
そして、その経験を通じて学んだ、社内にローカライズ組織を置くことの利点や課題、改善について総合的にお伝えします。