SIGGRAPH Asia(シーグラフアジア)はコンピュータ・グラフィックスとインタラクティブ技術に関するアジア最大の国際会議です。日本での開催は 2009年の横浜、2015年の神戸、2018年の東京に続いて、今年が4回目となり、しかも前回に続き2回目の東京開催です。今年のSIGGRAPH Asia 2021 のテーマは「LIVE」です。研究、科学、アート、アニメーション、ゲーム、インタラクティブ技術、教育、新技術の情報に刺激を求め、技術分野とクリエイティブ分野で活躍する世界中の業界関係者が数多く参加し、参加者全員に新たな創造性とインスピレーションをもたらします。ぜひ皆さんもご参加ください。
本講演では、とくにゲーム業界やその近傍の分野に焦点を当て Games Chair のスクウェア・エニックス長谷川勇さん、SIGGRAPH Tokyo Local Chapter の代表安藤幸央さんと共に、SIGGRAPH Asia 2021の面白さや見どころを熱く語ります。
※ 本招待セッションは、SIGGRAPH Asiaとのコラボレーション企画セッションとなります。
SIGGRAPH Asia 2021 公式サイト: https://sa2021.siggraph.org/jp/
講演者プロフィール
塩田 周三
上智大学法学部国際関係法学科卒業。1991年新日本製鐡株式會社入社。1997年株式会社ドリーム・ピクチュアズ・スタジオ立ち上げに参画後、1999年ポリゴン・ピクチュアズ入社。2003年代表取締役に就任し、海外マーケット開拓に注力。TVシリーズ制作や海外市場をターゲットにしたコンテンツ企画開発を実現する。一方で、Prix Ars Electronica(オーストリア)、SIGGRAPH(米) 、Annecy(仏)などの国内外映像祭の審査員を歴任し、TEDxKyotoをはじめ17ヵ国で講演を行う。2021年東京で開催されるSIGGRAPH Asiaではカンファレンス・チェアを務める。趣味はバンド活動。
《講演者からのメッセージ》
今年の12月14日から17日に渡り東京国際フォーラムで開催されるSIGGRAPH Asia 2021のカンファレンス・チェアを務めております。SIGGRAPHはコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関わる世界最大の国際学会です。CEDECのコミュニティに深く関係するトピックを扱うカンファレンスではありながら、意外にもCEDECの参加者とSIGGRAPHの参加者には重複が少ないと気付き、少しでもこの二つのコミュニティが近付くきっかけになればと思い、本セッションを開催させて頂きます。何卒宜しくお願い申し上げます。
長谷川 勇
オープンソース開発、ソフトウェアプロダクト開発、エンタープライズシステム開発などの様々な開発を経てゲームプログラマに。株式会社スクウェア・エニックスでは、Luminous Studio、FINAL FANTASY XVの開発に参加し、VFX・UIを担当。現在は産学連携による共同研究の仕組み作りに従事。専門は言語処理系。ACM SIGGRAPH Asia 2018 Real Time Live! Chair、2021 Games Chair。共著『ゲームエンジニア養成読本』(Software Design plusシリーズ、技術評論社)。
《講演者からのメッセージ》
SIGGRAPH Asiaでは(去年からですが)Gamesプログラムがはじまりました。まだ試行錯誤の途中である一方、新しいことを始めるチャンスでもあります。何かアイデアのある方はぜひお声がけください。一緒に作り上げていきましょう!
安藤 幸央
SIGGRAPH ASIA Local Committee / シーグラフ東京
《講演者からのメッセージ》
ゲーム業界のみなさまへ、コンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術の学会・展示会、アジア圏最大の祭典である SIGGRAPH ASIA 2021 のご紹介をいたします。今年は日本(東京)での開催です。参加のポイント、最先端のコンピュータグラフィックスの話題、最近のトレンドであるCG分野における機械学習の活用、アート作品、VR/ARツール関連展示、Demoscene と多岐にわたった興味深い内容をわかりやすくお伝えします。