ゲーム業界でテスト従事者としてキャリアを築いていくための組織的な教育

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日時:
2021年08月25日(水)16時10分〜16時35分
形式: ショートセッション(25分)
受講スキル:
・ゲームデバッグ/ソフトウェアテストなどに関心のある方 ・ゲームデバッガー/テスターの教育に関心のある方 ・ゲームの開発/テスト/運営に関わっている方
受講者が得られるであろう知見:
・テストに関わるスタッフを組織的に教育、育成するためのノウハウ ・ソフトウェアテストに関する知識
セッションの内容

ゲーム業界のテストは属人化・人海戦術の文化が根強く、技術不要と思われ、誰でも出来る仕事であるといった文化が形成されてきました。
その中で、ゲームに対する熱意や、”最後の砦”といった責任感からテストに従事している人が多いですが、前述の理由からゲーム業界のテストは低単価で給料も低い厳しい状況が続いています。
それゆえ、ゲーム業界でテストでキャリアを築いていこうと考える人が少なく、技術や文化の進歩が停滞してしまっています。

また、昨今、ゲームデバッグ文化からソフトウェアテスト文化への変化が求められていますが、ゲームデバッグ文化が根強く、うまく切り替えられていないケースが多くあります。
ゲームテストの活性化や文化変革の一助とするため、またゲーム業界でテスト従事者としてキャリアを築いていくため、弊社では様々な施策を試行錯誤し取り組んでいます。

本セッションでは、その中でも力を入れて取り組んでいるいくつかの施策をご紹介いたします。


講演資料

  • 20210825_CEDEC2021Cedil_ゲーム業界でテスト従事者としてキャリアを築いていくための組織的な教育.pdf

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講演者プロフィール

花房輝鑑

花房輝鑑
所属 : AIQVE ONE株式会社
部署 : AIQA事業本部 技術支援部
役職 : 部長

大手ゲームパブリッシャーの内部品管に参画したことがきっかけで、ゲーム業界およびテスト業界に足を踏み入れる。
以降、ゲーム業界と非ゲーム業界をそれぞれ10年程度関わり、コンシューマ/フィーチャーフォン/スマートフォンなどのゲームや、BtoC向けのスマホアプリやwebシステムのQAを経験。
2019年にAIQVE ONEの前身となる会社に入社し、8年ぶりにゲーム業界に戻る。
現在は、組織横断的にテスト設計やテスト自動化などの技術支援や、教育・研修、またAIQVE ONEのテスト手法・テストプロセスの仕組み化・標準化に取り組む。

《講演者からのメッセージ》
ゲーム業界のテストは属人化・人海戦術の文化が根強く、技術不要と思われ、誰でも出来る仕事といった文化が形成されてきました。
それゆえ、ゲーム業界のテスト従事者は低単価で給料も低く、ゲーム業界でテストに従事してキャリアを築こうと考える人が少なくなってしまいました。
しかし、テストはクリエイティブな側面を持ち、また専門的な技術も必要ですが、テスト技術を習得してキャリアを築いているケースもあります。
弊社では、未経験からでもしっかりキャリアを築いていくために行っている組織的な教育の取り組みをご紹介します。