サーバーサイドの負荷分析と改善はオープンソースソフトウェアでどこまでできるのか

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日時:
2021年08月24日(火)13時30分〜14時30分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
システムの性能管理や監視に携わった経験
受講者が得られるであろう知見:
Open Telemetry や Pixie といったクラウドネイティブなシステム性能管理技術の基本を理解できる
セッションの内容

ゲーム開発のサーバーサイドエンジニアに最も求められることは、何が起こるかわからないリリース初日を乗り切ること、本番環境ではじめて分かる負荷への対策とパフォーマンス改善のための原因特定、キャパシティコントロールです。しかし開発タイトルによっては投資金額も人員リソースも異なるため、監視ツールに毎回大規模なコストをかけるわけにはいきません。

そこで本セッションでは、サーバーサイドのパフォーマンス分析に利用できる オープンソースソフトウェア として、メトリクスとトレースを収集する Open Telemetry と、Kubernetes 上で動くアプリケーションのパフォーマンスを計測できる Pixie が、実際にどこまでのデータ収集や分析を可能にできるのかを、基本から振り返りつつ解説します。


講演資料

  • CEDEC2021_NewRelic_20210823.pdf

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講演者プロフィール

田中 孝佳

田中 孝佳
所属 : New Relic 株式会社
役職 : Lead Technical Support Engineer

ソフトウェアエンジニア、インフラエンジニアなど自社開発や自社運用の現場で経験を積んだのち外資系ソフトウェアベンダーでのテクニカルサポートを経て現職。New Relicユーザーだった経験あり。コミュニティでの登壇活動も多く、Microsoft MVPを7年連続受賞中。Microsoft Certified Azure Solutions Architect Expert。得意分野はC#をはじめとするソフトウェア開発、Kubernetes関連技術およびパブリッククラウド。