・大規模組織でプロセスが複雑になり、マネジメントコストが高くなってしまう
・納期1週間前に「間に合いません!」とエンジニアに告げられる
・度々スケジュールが遅延するが、その原因が分からない
モバイルゲーム開発では高品質でインパクトの大きな機能をスピーディーにリリース
することが求められるため、上記の課題に直面した組織も多いのではないでしょうか。
アカツキのあるゲーム事業では上記の課題に対応するためにLeSSを導入しています。
しかし、すでに大規模になっていた組織にLeSSを導入するには時間がかかり、
様々な工夫が必要でした。
本セッションではLeSS導入までの1年間と、実践した半年間についてお話します。
講演者プロフィール
石毛 琴恵
BtoB向けWebサービス開発やフリーランスEMなどの経験を経て、2020年1月にアカツキに入社しました。
入社以来、アジャイルな開発プロセスの推進、組織の課題解決、自己組織化チームの実現をミッションとし、体制やプロセスの改善に着手しています。
アジャイル開発の経験は4年半ほど、うち3年ほどはスクラムマスターとして関わってきました。
認定スクラムマスター(CSM)。
《講演者からのメッセージ》
大きな組織ではプロセスが複雑になりやすく、マネジメントコストが高まってしまったり、なかなか「どこから改善していったら良いか分からない」状態にもなりやすいと思います。
一方で、組織において何かを変えたいと思っても、特に大きな組織では難しさを感じている方もいらっしゃると思います。
このセッションでは、そのような状況を改善していくために大規模スクラム(Less)を導入したお話をしますが、手法にこだわるのではなく、より良いチームやプロダクトを作っていきたい方に、少しでも変化を起こす勇気を与えられたり、一例としてご参考にしていただけたら幸いです。
増田 謙太郎
フリーランスのスクラムマスター。
お客様によりよいプロダクトを届けるため、アジャイル開発を通して、ものづくりをうまく取り組むという思いで、開発プロセスの改善支援、組織の改善支援、アジャイル開発の研修などを行っています。
新卒入社したセキュリティソフトウェア会社で、2014年にアジャイル開発に出会い、2015年から2年間、専任のスクラムマスターとして、SaaSプロダクトの開発を支援しました。
2021年、フリーランスとしてゲーム業界に飛び込み、大規模スクラムフレームワークであるLeSSに取り組んでいます。
認定スクラムマスター(CSM)。スクラム道関西運営メンバー。
《講演者からのメッセージ》
アジャイル開発を組織の中で実践すると、様々な壁にぶつかったり、思うように導入が進まなかったりと、歯がゆい思いをされている方が多くいらっしゃると思います。
特に、大きな組織であるほど、アジャイル開発の実践は難しいですが、そんな大きな組織において地道に取り組んだ内容を、みなさまに知っていただくことで、みなさまの組織における取り組みのヒントになれば嬉しく思います。