AniCast Makerを用いた、ライブセッション式アニメーション制作技法〜リモートワークによる制作事例〜

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日時:
2020年09月03日(木)15時30分〜15時55分
形式: ショートセッション(25分)
受講スキル:
大規模な設備や人的資源を投入せず、toonアニメーションを作品中へ導入したい方。
受講者が得られるであろう知見:
・低コスト、少人数でのアニメーション作品制作に関する知見。 ・リモート環境下でのアニメーション作品制作に関する知見。
セッションの内容

本セッションでは、VRを活用した次世代アニメ制作ツール「AniCast Maker」を使ったtoonアニメーション制作手法を解説します。実際に2分のミュージックビデオ、5分のサンプル映像を制作した過程をもとに、既存手法から何を代替し、低コスト化、少人数化、そして期間の短縮を図ったか、具体的に例示し、作品への応用手法を提示します。また、今回の映像はコロナウィルスの影響に伴うリモートワークで制作を行いました。その手法も併せて解説いたします。


講演資料

  • AniCast Makerを用いた、ライブセッション式アニメーション制作技法FIX.pdf

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講演者プロフィール

酒井 伸和

酒井 伸和
所属 : エイベックス・テクノロジーズ株式会社
部署 : AniCast事業グループ AniCastユニット
役職 : ディレクター

雑誌編集、Webサイト編集制作を経て、株式会社コミックス・ウェーブにてアニメーション制作、ゲーム制作に関わる。その後、PCゲームブランド「minori」にて原作、監督、プロデューサーを務めた。同社では静止画と動画をシームレスに融合させた演出に特化したノベル作品を数多くリリース。2019年からエイベックス・テクノロジーズ株式会社に所属。現在は同社とエクシヴィ社が開発しているVRを活用した次世代アニメ制作ツール「AniCast Maker」を使用した映像制作手法の研究開発を手掛けている。

《講演者からのメッセージ》
昨今、ゲームとアニメの境界線は薄れています。中でもトゥーンなセルを使った従来からの2Dアニメーションを早く手軽に作るには難しいものがあります。「AniCast Maker」もキャラクターは3Dで制作するものの、出力されるセルを利用することで、使用に耐えるクオリティの映像を、圧倒的に早く安く、そして手軽に作ることができます。
少人数、テレワーク下で6分程度のアニメーションを作る実証実験をもとに「AniCast Maker」の使用例を紹介します。