プロシージャルオーディオは、インタラクティブなサウンドデザインを作成するのに非常にエキサイティングな手法です。
これは従来の「あらかじめ用意した音を鳴らす」方法を大きく補うもので、同じ音を繰り返すだけの表現から、より一歩進んだインタラクティブなサウンドを実現できます。また、メモリ資源も節約できます。
このセッションでは、ご自身へのゲームにプロシージャルオーディオを実装する方法について説明させて頂きます。また、Tsugiのプロシージャルオーディオミドルウェア「GameSynth」を使いながら、打撃音、風切り音、カーエンジン、クリーチャー、といったタイプの効果音がリアルタイムで生成される実例をご紹介させて頂きます。
講演者プロフィール
ニコラス フールネル
25年以上に渡り、ゲーム業界向けオーディオツールとエンジンの開発経験を持つ。(Factor5、Konami、EA、SCE)2011年、日本でゲームオーディオツールの開発に特化したTsugi合同会社を立ち上げ、世界中のゲームスタジオに、サウンドに関する研究開発サービスを提供。
GDC、Develop、AESといった国際カンファレンスでの講演実績も多数あり。DSP技術、プロシージャルオーディオ生成に関する特許も複数保有する。
《講演者からのメッセージ》
プロシージャルオーディオには多くの利点があります。しかしながら、それを使うことを複雑だと思われるかもしれません。どのようにインタラクティブサウンドをデザインし、どのようなオーディオエンジンを使えばいいのか?
プロージャルオーディオを簡単にゲームに取り入れ、新たなる音の可能性への世界をぜひご覧ください!