JavaScriptとWebGLで圧倒的な3D空戦バトルを再現。「編隊少女 -フォーメーションガールズ-」における3Dレンダリング技術解説 ~Babylon.jsとBISHAMON WebGL版の合成~
アイオウプラスよりリリースしているブラウザゲーム「編隊少女 -フォーメーションガールズ-」における3Dグラフィックスについて技術共有します。本ゲームでは、WebGLに関する2つのフレームワークが使われており、これらを組み合わせた事例は日本初。
本セッションでは、まず米国Microsoft社が主導するオープンソースの3Dグラフィックフレームワーク「Babylon.js」について、Three.jsなどのWebGLフレームワークと比較したゲーム開発における利点と、レンダリングフローについて解説します。
次に、マッチロック株式会社製エフェクトツール&ミドルウェア「BISHAMON WebGL版」について、技術概要とエンジンをどのようにゲームのフローに組み込んだのかについて解説します。
その上で、これら2つの異なるWebGLフレームワークを、1つのWebGLコンテキスト上に組み合わせてレンダリングする際の問題点と解決手法について、理論と実装方法を具体的に解説します。
講演者プロフィール
鈴木 克史
スマートフォン向けゲームアプリ開発、WebGLを使ったゲーム開発のワークフロー整備・テクニカルディレクションを担当。エフェクト記事の連載も手がける。10年以上のFlash開発歴を活かしたユーザー体験の向上を目指している。
・『パズ億~爽快パズルゲーム』リードエンジニア (2014年Google Playベストゲーム受賞)
・CGWORLD 2018年2月号「新春CGエフェクト研究」寄稿
《講演者からのメッセージ》
ブラウザゲームでもリッチな3D表現、豪華なエフェクトで盛れる時代がやってきました。
これから沢山のWebGLゲームが生まれてくると思うとワクワクが止まりません。
本セッションによって、一人でも多くの方にWebGLのファンになっていただけると嬉しく思います。
伊藤 弘樹
株式会社セガ・エンタープライゼス入社(現:株式会社セガホールディングス)
東京ジョイポリス等のVRアトラクションを開発
独立、株式会社Io光藝設立
VRアトラクション企画から開発まで行う 全国に設置された
株式会社アイオウプラス設立
ソーシャルゲームを開発
《講演者からのメッセージ》
新しいWebフロント技術が編隊少女を生まれ変わらせました。
みなさんに楽しんでいただきたいです。