ゲームキャラクターを魅力的にするのは誰の仕事でしょうか?
絵を描く人?3Dモデルを作る人?それとも設定やセリフを考える人でしょうか?
見た目やカットシーンの台詞だけではなく、
次世代ゲームでは、ユーザーはゲームの様々な要素を通し、複合的にキャラクターを「体験」します。
『キャラクター・エクスペリエンス(CX)デザイン』とは
ユーザーがどうやってゲームを通して「キャラクターを体験するか」を軸に考えた、
ゲームキャラクターの魅力をぶらさずにユーザーへ伝えるための新しいゲームデザイン論です。
FINAL FANTASY XVというゲームを事例として解説しつつ、
自分のゲーム制作へ応用するヒントを伝えることができればと思います。
講演者プロフィール
Prasert "Sun" Prasertvithyakarn
エモーショナルAIを専門とする
FINAL FANTASY XV のリードゲームデザイナー(仲間システム/写真システム/AI全般)
日本文部科学省推薦で東京工業大学情報理工研究科に入学。2008年卒業。
学生時代は自動作曲AIや歌声音声自動解析AIなどを作り、
2010から株式会社スクウェア・エニックスに入社し
2018から現在株式会社Luminous Productionsに所属
2017・2018のGDCで登壇し、国内外で講演活動をしている
「AIでしか実現できない新しいゲーム体験」を目指し、
ゲーム開発実務を通して現在も研究し続けている
《講演者からのメッセージ》
ゲームキャラクターの魅力がユーザーに伝わらないことはありましたでしょうか。
CXデザインのアプローチはその問題への解決のヒントになるかもしれません。
興味がある方是非この講演を聞いてみて下さい。