スマートフォンのゲームは、年々開発が大規模化しており適切な役割分担を行って分業を行っていくことが求められています。また、UIを作る上でも、様々なサイズの端末への対応、通信状況に合わせた処理の実装、カードを中心とした機能的で共通化できる画面が多いなどの特徴があり、エンジニアの持つ知識も必要となってきています。
これらの課題に対応するため、デザイナーのセンスとエンジニアの技術力を持つUI・UX特化エンジニアを開発初期からアサインすることがプロジェクトを円滑に進める上で非常に効果的でした。
本セッションでは、UI・UX特化エンジニアをアサインした場合のワークフロー、活かすためのフレームワークの作り、求められるスキルを説明し、新規ゲーム立ち上げ時におけるUI・UXエンジニアの重要性についてお話致します。
講演者プロフィール
松村 勝広
Windowsの業務アプリケーションの開発、iPhoneネィティブアプリケーションの開発を経て
2013年より株式会社ポケラボに所属
GvGタイトルや、新規ゲームの開発のリードエンジニアを担当後、
戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITEDでは、クライアントの基盤部分の設計や実装を担当
《講演者からのメッセージ》
ここ2,3年新規開発を繰り返し行い、その中でセンスのあるUI・UXエンジニアが育ってきたことで、
プランナー、デザイナーの意見を即座に次々と取り入れて、高速にPDCAを回す体制ができてきました。
本公演は、エンジニア・デザイナーだけでなく、プロジェクトマネージャー、ディレクターの方にも
お聞きいただき、効率的な開発の参考にして頂ければと思います。