ミックスドリアリティ・アトラクション『PAC IN TOWN』におけるリアルとデジタルの融合を象徴する新たな遊び”collaborative play”の紹介とVRDC@GDC 2018に登壇して思ったこと
本講演は、スマホの「次」としてARデバイスがなぜ注目されるのか? 実施例の少ないテーマパークにおけるMR(Mixed Reality)アトラクションの開発、運営において得た知見を元に、テーマパークの実施例の紹介に留まらず、広い視野で捉えた新しいエンターテインメントの姿を受講者に紹介するものです。
特に新たな遊びの魅力の中心となるリアル(現実環境と人)とデジタル(コンテンツ)の融合を象徴する新たな遊び”collaborative play(コラボラティブ・プレイ)”に関して詳しく紹介します。
また本テーマで、今年のゲームディベロッパーズカンファレンス(GDC)VRDC@GDCにおいて講演を行いました。世界各地の開発者や記者との交流を通して、初めてGDCで登壇して得られた経験や気づきを共有します。
この講演から少しでもMR(Mixed Reality)のゲーム開発に興味を持って頂き、MR(Mixed Reality)開発コミュニティが広がることを期待しております。よろしくお願いします!
講演者プロフィール
本山博文
ゲームデザイナー、クリエイティブ・ディレクター。
株式会社セガ、UBISOFTを経て株式会社ナムコに2003年入社。株式会社バンダイナムコゲームスを経て2012年より現職。
CEDEC AWARDS 2017ノミネーション委員会においてゲームデザインの委員を拝命。
GDCでは、VRDC@GDC 2018において「'Pac-Man' HoloLens: Developing a Mixed Reality Game for a Broad Audience」で登壇しました。
CEDECでは、2009年「ワールドワイドタイトルのゲームデザイン」、2014年「バンダイナムコスタジオバンクーバー:学生プロジェクトから生まれた北米市場向けコンテンツと産学協同事例紹介」、2016年「子供とバーチャルリアリティー 『屋内砂浜 海の子』による遊具とデジタル技術をミックスしたゲームデザインの新たな方向性について」があります。
《講演者からのメッセージ》
バンダイナムコスタジオの新たな挑戦として、まだ実施例の少ないテーマパークにおけるMixed Realityエンターテインメントを開発しました。
本セッションを通して、スマホの「次」としてARデバイスがなぜ注目されるのか、Mixed Realityエンターテインメントならではの新しい遊びとは、そしてGDCに登壇して得たことなど、様々な知見を受講者の皆様と広く共有させていただき、新たな機会創出につながることを期待しています。ぜひご参加ください。お話しできることを楽しみにしております。よろしくお願いします。