再生回数が52百万を超え、2016年度で最も視聴されたゲームートレーラの一つであるXbox One のゲーム Battlefield 1 におけるVFX 制作のうち、ボリュームデータから変換したメッシュを元にした煙・雲そして流体の作成、スプライトを元にした群集作成、火花やエフェクトの制作方法などを紹介し、大規模AAAスタジオで働いていたアーティストが独立してフリーランスになったことの経験について紹介する。
講演者プロフィール
多喜 建一
経歴:
SideFX トロント本社において日本の Houdini ユーザ支援および営業・マーケティング・技術サポートの管理。2013年1月より現職。カナダ、トロント在住12年。過去4年間で3度のレギュラーセッションと数度のスポンサーセッションの経験あり。遠い昔には、別ソフトでの講演経験あり。
《講演者からのメッセージ》
今回は GDC 2017 での Andreas Glad 氏による講演 "Like a Mace to the Face: Leaving the Battlefield to go it alone" を逐次翻訳で紹介いたします。
リアルタイム VFX の作成事例と、海外スタジオで働くこと、そして独立してフリーランスとなることの体験談を紹介します。
Andreas Glad
経歴:
過去10年に渡りゲームのVFXを手掛け、英国の Eurocom および Codemasters で数年間過ごした後、スウェーデンに戻り、より大規模なゲーム開発に取り組みました。そして2016年 Battlefield 1 にてVFXアーティストとして活躍後、DICEを退社。以後自身の会社を立ち上げ、ゲームやVRプロジェクト用のVFXを製作しています。最近ではゲーム向けのVFX制作を教えています。
《講演者からのメッセージ》
日本に行くことができ非常に興奮しています。リアルタイムにおけるVFX制作に関する知識を共有できればと思っています。