【対談】メカデザインへのこだわり・カードデザインの妙技

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日時:
2017年09月01日(金)17時50分〜18時50分
形式: パネルディスカッション
受講スキル:
イメージボードやイメージアート、メカデザインを手掛けたことのある方及び、これらに興味がある人はどなたでも。
受講者が得られるであろう知見:
メカデザインの工夫、哲学、カードアートの技法、工夫のはなしを通じて、イメージボードやイメージアートを手がけるアーティストへインスピレーションや気付きを与えるのを目的とします。
セッションの内容

ポケモンカード(ディレクション:株式会社クリーチャーズ)を代表に数々のカード・パッケージアートを手がける株式会社プラネッタの大谷さん。
独自のメカデザインと展開手法を絶えず模索し続け、アニメやゲームのコンセプトアートも手がけている出雲重機の大久保さんのトップクリエイター2名による対談が実現。
それぞれの作品を事例混じりで紹介。

<株式会社プラネッタ>
http://pla-neta.co.jp/

<出雲重機>
http://izmojuki.com/


講演資料

  • C17_280_0.pdf
  • C17_280_1.pdf
  • C17_280_2.pdf

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講演者プロフィール

大久保 淳二

大久保 淳二
所属 : 出雲重機

経歴:
1999年よりフリーランスのデザイナー/イラストレーターとして活動開始。現在は映像作品・ゲーム・玩具・広告など幅広い分野でクリエイターとして活動しています。
主にメカデザイナーとして活動する際の名義であり、20年近く継続している個人的なアートプロジェクト「出雲重機」は 1000toys inc.よりスケールモデルとして商品化。現在、新たなラインナップを開発中。

参加企画(メカ/プロップデザイン関係):

<ゲームタイトル>
「鉄騎」メカニカルデザイン(株式会社カプコン)
「無限航路」戦艦デザイナー(プラチナゲームズ株式会社)
「Strike Suit Zero」メカニカルデザイン(Born Ready Games Ltd.)
など

<アニメーション>
「魔法科高校の劣等生」メカニック/プロップデザイン(魔法科高校製作委員会)
「オーバーロード」モンスター/プロップデザイン(オーバーロード製作委員会)
など

<玩具>
「メガドライブ・メガトロン」コンセプトデザイン
「コンボイ feat. オリジナルプレイステーション」コンセプトデザイン
「シューティングゲームヒストリカEX テラクレスタ」コンセプトデザイン
(株式会社タカラトミーアーツ)
など

《講演者からのメッセージ》
過去に携わったメカデザインの制作プロセスをお見せしながら、デザイン作業における基本的な考え方を紹介します。技術的な話というよりはクライアントや受け手に喜んでもらうためのスタンスについてお話します。

大谷 勇太

大谷 勇太
所属 : 株式会社プラネッタ
部署 : イラストレーター/リードアーティスト

経歴:
様々なゲーム会社を経て、2012年4月株式会社プラネッタに入社。
玩具のパッケージイラストやゲーム、映像のコンセプトアートなどを主に制作。
社内のアートディレクションも受け持つ。

イラスト担当商品履歴
「ポケモンカードゲームXY(国内、海外)」メインビジュアル、パッケージイラストを担当
「ポケモンカードゲームサン&ムーン」商品の目玉となる、ソルガレオGX、ルナアーラGXなどカードイラストを担当
「ガンプラ」1/100 鉄血のオルフェンズ、1/144 THE ORIGIN、RE100などのパッケージイラストを担当

参加ゲームタイトル履歴
「いけにえと雪のセツナ」モンスターデザイン
「ゼノブレイドクロス」背景デザイン
「ソニックロストワールド」背景デザイン
「新光神話パルテナの鏡」キャラクター、背景デザイン
など。

《講演者からのメッセージ》
私は学生時代イラストレーターを目指してましたが、0から描くと形が取れなかったり、
絵をまとめる能力が無く、まずは3Dデザイナーとしてゲーム会社に入社しました。
その私が、どうやってパッケージイラストや、メインビジュアルを担当出来るようになったのか。
これからデザインやイラストの分野を目指す方のヒントになれば幸いです。

麓 一博

麓 一博
所属 : 株式会社セガゲームス
部署 : 開発技術部
役職 : テクニカルアーティスト

経歴:
1998年セガに入社。ドリームキャストの起動時の映像、いくつかのゲームタイトルのアート業務を経て、現在の描画ライブラリ開発、サポート部門へ。
現在では複数のゲームタイトルをDCCツール、表現技術面やワークフローに至るまで開発/サポート。

・CEDEC登壇経験 2008~2015年
・XSI6のラウンチセミナーや、SiggraphAsia2009でリアルタイムシェーダー勉強法のプレゼン
・ソフトバンク クリエイティブ:デジタルゲームの技術にてテクニカルアーティストに関するインタビュー、「ゲームクリエイターが知るべき97のこと」TAについて寄稿など
・CEDEC2015、2016、2017と運営委員会 プログラムWGビジュアルアーツ主担当
・TA Bootcampではセッションコーディネートを担当

《講演者からのメッセージ》
司会を担当します。
このコラボレーションによる対談で、何が得られるのか何が飛び出すのか!?
皆さんお楽しみに。